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●号外!私の研究しているシュタイナー本が読売新聞に掲載!
  ~いよいよ日本でも認められてうれしいです。


ご参考まで、掲載された書評は下記の通りです。

読売新聞(2015年2月22日付朝刊)  15頁 文化・書評欄
「シュタイナーの言葉」ルドルフ・シュタイナー著 春秋社 2500円

評・前田英樹(批評家・立教大教授) 
特権的魂が語る神秘

ルドルフ・ シュタイナー (1861-1925年)というキリスト教神秘思想家の重
要さは、感じてはいたが、多数あるその著書を熟読してみることはなかった。
本書は、シュタイナーの選文集で、全編を通読すれば、平明な文章の背後には、
恐ろしく壮大、堅固な理論体系があり、近づけば溶けるほど柔らかい直観があ
るとわかる。 簡単に要約できる本ではない。 それでも、ひとつの神秘思想を、
心に映し出される全体像のように示す働きはたしかにある。 その点で、とても
ありがたい本である。

神秘思想と聞けば、それだけでも拒否反応を示す読者は多いだろう。神秘主義
の皮をかぶった無数の詐欺が横行する世の中では、それも仕方がない。 けれど
も、人類史のなか<神秘家> と呼ばれる特権的な魂が繰り返し出現してきたこ
とは、歴然とした事実である。 世界宗教の創始者とか、宗教や道徳の意味を根
本から刷新した熱烈な行動家たちがいたことを、誰もが知っている。 彼らは、
通常の知性や感覚を超えて語ることを、少しもためらわなかったが、 誰が彼ら
を単なる詐欺師と呼ぶだろう。

今回、この本をできるだけ無心に読んでわかったことは、シュタイナーという
人物が、やはり見紛いようもなく特権的な魂の持ち主だということである。 批
判するのも、口真似するのも容易だが、そうした振る舞いでは何もわからない
真実が、彼の言葉のなかに力として直接作用している。これを、どう受け止め
るかは、私たちの問題である。そうして、彼自身の信仰には、これ以上ない寛
容さ、万人の心のうちに自在に入り込む謙虚さがある。彼には、いろいろな宗
教が用いる用語は、結局のところみなどうでもよい。特定の神の名前さえ、必
要ではない。見かけ上は複雑な彼の教義体系の中心には、神そのものをはっき
りと体験している者の驚くべき単純さ、率直さがある。読者が心を揺さぶられ
るのは、まさにその点だろう。高橋巌訳。飯塚立人編。

Rudolf Steiner, オーストリア生まれの思想家。著書に『自由の哲学』
『神秘学概論』など。

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◎心と脳力upの健康医学 by Dr.斉藤英治
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