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●シュタイナー研究~どの本から学べばよいか

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メルマガ「心と脳力upの健康医学by Dr.斉藤英治」343号 2013/9/15
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・ベストセラー,ミリオンセラー著者(拙著書:脳力up分野45冊,113万部)
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   【目次】

◆1)今日の論文487号

 ●1-1.シュタイナー研究~どの本から学べばよいか
            斉藤英治

 ●1-2. シュタイナー学習8  天国と地獄とは その2
            斉藤作子(なおこ)(共同研究者)

 ●1-3 「シュタイナー研究・学習用べんりノート」
             斉藤英治

◆2)広報 弊研究所(健康英知研究所)研修セット

 定評の世界・日本名作文学作品朗読100、速読コース、英語超聴きコース等

◆3)Facebook登録、友達リクエストのお勧め

◆4)推薦無料メルマガ、ブログ

◆5)私の論文背景とメルマガ概要

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◆1)今日の論文

487●シュタイナー研究~どの本から学べばよいか

                       斉藤英治

シュタイナー学習で、最も上達する最良の学習法は、自分で、シュタイナー
の著書を選び、読み、思考し、取り組むことである。つまり、シュタイナー
本の自学、自習である。

従って、数あるシュタイナー本の中で、自分の限られた時間の中で、どの本
を選ぶかということが切実な重要課題となる。

「シュタイナー研究・学習用べんりノート」で述べたように
http://esaitou.c.ooco.jp/022steiner-benri-note2.html

シュタイナーがこの世に遺した著書・講演録は、ドイツ語原文で、354巻、
9万5000頁にもなる。

この中で、日本語に翻訳されたのは、112冊、(但し、2002/11/2現在)。
これは10年前のことであるから、現在まで、更に増えているであろう。

このうち、私どもが購入し、読み始めている斉藤蔵書は、現在のところ、57
冊である。

しかし、特に、現役世代の人たちにとっては、読書時間を取るのはなかなか
難しいだろう。短時間でも自分にとって、最も有益な勉強が望まれよう。

そこで、私が学んできた中で、どの本から学べばよいかを参考までに述べる。
もちろん、自学自習の際は、自分で最適の本を決定すべきことは言うまでも
ない。

数あるシュタイナー著書の中で、一般的に、四大主著と呼ばれるのは、次の
四冊である。

1)「テオゾフィー神智学」(松浦賢訳、柏書房)
または、「神智学」(高橋巌訳、ちくま学芸文庫)(原著は同一著書)

翻訳者(松浦氏)が述べている本書の紹介文(概略)は次の通りである。

「シュタイナーの霊学(精神科学)について学ぼうとする人か最初に手に取
るべき「入門書」として、1904年の刊行以来、百年の歳月を経て世界中で
広く読み継がれてきた、シュタイナーのもっとも重要な著作のひとつ。自然
科学の方法に従って霊的な事柄が記述された、歴史的にも決定的な意味を持
つ一冊。最新のテキストに基づくわかりやすい新訳、シュタイナーの世界観
と思想の根本がここにある。

2)「いかにして高次の世界を認識するか」(松浦賢訳、柏書房)
または、「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」(高橋巌訳、
ちくま学芸文庫)(原著は同一著書)

同じく、翻訳者(松浦氏)が述べている本書の紹介文(概略)は次の通りで
ある。

「オゾフィー神智学」と並ぶシュタイナーの最も代表的な著作。太古より秘
儀の場で伝えられてきた霊的な訓練の方法を、現代人のために書物という形
で公開した。「テオゾフィー神智学」において客観的に記述された霊的な事
実を、総ての人か自分自身で霊視できるようになるための道筋を示す。

3)「神秘学概論」(高橋巖訳、ちくま学芸文庫)

本書で述べている本書の紹介文(概略)は次の通りである。

「本書は、シュタイナーの四大主著の一冊であり、その思想の根幹が綴られ
る。肉体、エーテル体、アストラル体、自我という人間存在のヒエラルキア
を解明し、宇宙論、人間論の中で、めくるめくような宇宙史の壮大な展望の
下にマクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(人間)との関わりをあとづ
け、進化の法則と意識の発達史、古代秘儀の本質、輪廻転生論、悪魔論、霊
的認識の方法などを記し、過去と現在と未来についての常識をくつがえした
前代未聞の神秘学大系が展開される。」

4)「自由の哲学」(高橋巌訳、ちくま学芸文庫)
(概要省略)

以上の四冊がシュタイナーの四大主著と言われているが、シュタイナー学入
門者としては、
上記1)及び、上記2)から学ぶのが、最も基本的な学び方であろう。実際、
私もそうしている。

上記著書の読書を基本とし、それと並行しながら、次のような各自が興味あ
る分野の著書を学んでいくというのが常道であろう。
即ち、これらの思想を基本骨格として、シュタイナーの本は、医学、精神科
学、社会学、教育学、芸術学、経済学、健康学、農学などあらゆる分野に及
ぶので、これらの中から各自が最も興味ある分野の本を探し、それを学んで
いく。

まとめれば、上記2冊が、入門のための基本書。
その他の本は、応用編である。

基本編を学ばずに、枝葉の応用編に入れば、表面的なことは学べても、その
本質を学ぶことが出来ず、誤解したり、離れたりする恐れがあるので、まず、
上記1)、2)を良く学ぶことが重要であると考えられる。

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●1-2. シュタイナー学習8  天国と地獄とは その2

               斉藤作子(なおこ)(共同研究者)
        (注:個人的ブログ「私の小さな歩み」は、下記)
         http://watasinoayumi.cocolog-nifty.com/blog/

シュタイナー学習8  天国と地獄とは その2     

先週、肉体の死から神界までを実に簡単にまとめてみましたが、では私たちは
心魂の世界をどのように生きるのでしょうか。下記の言葉をご覧ください。

「魂は欲界における人生を、どのように生きるのであろうか。人間は欲界にお
いて、自分の人生をもう一度生きる。しかし、逆に生きるのである。死の瞬間
から誕生の時まで、一日一日、逆の順序で出来事を体験していくのである。

そのような体験をする意味は、何なのだろうか。それぞれの出来事に立ち止ま
って、物質的なものへの執着を断つという意味があるのである。楽しみのすべ
てをもう一度体験するが、それを満足させることはできない。

こうして、物質的な人生から離れていくことに慣れるのである。このように人
生を逆に生きて、誕生の瞬間にいたると、「天国」にいたる。」
( 「神智学の門前にて」シュタイナー著、西川隆範訳)

では7つの領域を辿りましょう。参照:「天国と地獄」西川隆範訳

【下部】・・欲求に結び付いている領域

1)欲望の炎の世界(第一領域)最下レベル
  直接的な欲望・・金銭欲、食い欲、色欲など物質的対象、物質的満足、
この世の生活で、燃える欲望と同化する度合いが大きくて、浄化される必要が
大きい ほど、魂は長期間この領域に引きとめられる。この場所はある人には
苦悶に満ちたものになる。人間や動物を苦しめたものは、その苦しみと苦痛を
魂の中で体験することになるからである。しかしこれは罰ではなく、魂自身が
浄化を求めているのである。

2)流れる刺激の世界(第二領域)

  直接的な欲望ではないが、物質界での感覚器官を通しての営みを重視する。
人生のあまり意味のないことに心奪われたり、一時的な感覚の喜びを求める。
日常の些事に細かにこだわる。些細な無価値なものに満足を見出そうとする。

3)願望の世界(第三領域)

  自らを愛の感情で満たすがまだこの愛は、利己心、利己主義に満ちている。
(手前勝手な愛)

4)快と不快の世界(第四領域)

  自分の身体の安泰、痛み、快感、不快感に感情が向けられる。自己快楽、
存在快楽
この領域で人間は身体感覚を捨てて、自らを心魂として感じることを学ぶ。地
上生活 において自分の身体を自分の自我(本体)と感じる。死後この対象で
あった身体が失われ、自分を見失ったような感情が魂を襲う。肉体が自分であ
るという幻想を打破される。

****************

【上部】欲求を越えた領域

5)心魂の光の世界(第五領域)

  周囲の存在に共感をもつ。自然への愛、人々への愛。愛の光を放射する。
他のものに対する共感がもてる。与えられた環境に喜びと愛情を感じる。ただ
その感情が地上と結びついているなら浄化される。宗教的な活動や求道をして
いた人はここが楽園だと思うがここはそうではない。その楽園は空しいことを
知る。(この領域は天国ではない)

6)活動的な心魂の世界(第六領域)

  本来の心魂の力といわれる場所、心魂は世界における課題に熱中し、愛に
満ちて義務に帰依する。この種類の心魂は、特に博愛家が発展させる。この感
情が物質界における人間の心魂の偉大な献身的行為を伴う。利己的ではなくて
も行為の動機が感覚の満足のためであるような活動。一見理想主義者、犠牲的
精神に富んだ人に見えるが、その動機は感覚的な快感の高まりである。芸術的
な人、面白くて学問研究している人、(面白いということは物質界とつながって
いる)

7)心魂の生命の世界(第七領域)

  本来の心魂の精神的生命の力。心魂は、感覚界(地上)において得ること
ができるものよりも高い課題に目を向ける。心魂の愛は精神的な愛へと高まっ
ていく。感覚的、物質的な世界への執着から最終的に人間を解放する。非常に
優れた人物でも物質界の事象以外のことは考慮しない人がいる。そのような信
念を唯物論信仰という。この信念も浄化されねばならない。それはこの領域で
ある。

*心魂の7段階を通して、最下位の利己的な欲望から上位の精神的な愛までを
辿りました。

こうみていくと、自分はどの領域に長期滞在するか少しわかるような気がしま
す。

「魂は、この世の生活の中であらかじめ作られた条件次第で、以上の諸領域の
どれかに長く留まったり、短く留まったりする。魂は、同質の領域に、この同
質性がすっかり消滅するまで留まり続ける。同質の部分が全然存在しないとこ
ろでは、何も感知することなく、魂はその影響圏を通過する」――神智学:高
橋巌訳参照

*自分の人生をもう一度よく体験する(この期間はその人間の人生の3分の1)
「人間は地上で、他の人々、他の生き物と共に生きている。意識的にせよ、無
意識的にせよ、わざとにせよ、知らず知らずのうちにせよ、人間は他の人や動
物を喜ばせたり、悲しませたり、楽しませたり、苦しめたりしている。

このようなことにも、欲界を通過して行くときに、再び出会う。他の存在に苦
痛を与えた場所と時に戻っていくのである。かつて、他者に苦しみを感じさせ
たことがあるとする。今度はその苦痛を自分の魂の中で感じなければならない
のである。

他の存在に与えた苦しみをすべて、今や自分の魂の中で体験しなければならな
い。人が動物の中に入っていって、その人や動物が、私にどんなに苦しめられ
たかを知るのである。その苦しみ、苦痛のすべてを、私が体験しなければなら
ないのである。この苦しみを免れることはできない。

しかし、これはカルマの作用ではなく、地上的なものから離れていく過程なの
である。・・「神智学の門前にて」:西川隆範訳

このようにして人がよく学習して浄化されると、次はいよいよ神界に入ってい
きます。

一番最下位の領域「欲望の炎の世界」が地獄のように思えますがそうではあり
ません。「地獄」は別の領域にあります。

来週は「神界」と「地獄の領域」を学んでみます。

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 ●1-3 「シュタイナー研究・学習用べんりノート」

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集約しています。(シュタイナー書名リスト(日・英・独)や、要約、
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◆5)私の論文背景とメルマガ概要

★【斉藤英治:論文背景.73年間の私的学習・真理探究の旅の軌跡】

1940年山形市生まれ(73歳)。20歳代から20年間、聖書研究(聖書はキリス
ト教、イスラム教、ユダヤ教の原典)、(聖書研究会主宰、日曜聖書学校教師、
キリスト教会役員として活動)、以降、宗教を完全卒業。無宗教となる。
40歳代10年間、日本・禅、武士道、インド・ヨガ、中国・太極拳等、東洋
哲学等の修養、心身鍛錬(太極拳師範、ヨガインストラクターの資格授与さ
れる)この間、中国に渡り、東洋医学(中国医学)の研修を経て、医学博士
学位(国際認定Ph.D)を取得。又、ビタミンC研究を通じて出会った米国、
L.ポーリング博士(ノーベル賞二度受賞、スタンフォード大教授、健康医学
の父)との握手に刺激され、健康科学専攻に進み、ニューヨーク大学N.B.
スミス教授(英語学)のスピードリーディング技術に出会い、独自の読書技術
の斉藤式速読法開発により多数の内外書籍、文献を読み内村鑑三、中村天風、
ドイツ、スイスの精神分析医、フロイト、ユング、及び、
スイスのビリー・エドアルド・マイヤー氏(精神科学)の著書に出会い、以
後5年間、マイヤー氏の50冊のドイツ語原著の研究、検証を続けた後、
本年2013年より、ルドルフ・シュタイナー哲学博士の研究を開始した。

★【弊メルマガ著者:斉藤英治プロフィール】健康英知研究所所長。
医学博士(Ph.D)。東北大卒。脳・精神科学専攻。武田薬品工業でビタミンと
脳科学の学術、研究開発を経て現職。日本綜合医学会常任理事、日本健康科学
学会理事を夫々20年間務める。IMGS大学院大学教授【学校法人エール学園・
国際メンター(教育指導者)修士養成大学院】を歴任。

★【私共の主な研究対象:ルドルフ・シュタイナーのプロフィール】
Rudolf Steiner、1861年オーストリア生まれ。哲学者・ゲーテ研究家として活
躍したのち、人間を身体・心魂・精神の存在としてとらえる独自の精神科学・
アントロポゾフィー(人智学)を樹立。
スイス・ドルナッハに自ら設計したゲーテアヌム(ゲーテ記念館)を建設し、
普遍アントロポゾフィー協会本部とした。
1925年、第2ゲーテアヌムを建設し、普遍アントロポゾフィー協会本部と
した。同年、第2ゲーテアヌムも建設中に帰天、
その後も教育・医学・農学・芸術・社会論・建築などの分野で、
世界的な影響を与え続けている。
その生涯に354冊の著作・講演/講義録を残す。

【斉藤英治論文集380(バックナンバー)2012年9月迄】
http://esaitou.c.ooco.jp/0506zuisou-mokuji.htm
【斉藤英治論文ブログ集(バックナンバー)2012/10/1以降】
http://esaitou.c.ooco.jp/022mainichi-blog-mokuji.html

【メルマガ概要】 「心と脳力upの健康医学by Dr.斉藤英治」
・主筆:斉藤英治(心身健康・脳力開発関係著書 累計45冊、113万部)
・Mg2創作メルマガ全国2位入賞 http://www.saitohope.com、

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