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●今年の漢字「新」の意味〜地球の未来から考える
21世紀の未来、危機を避け、希望を育てよう

「今年の漢字」が京都市の清水寺で発表され、「新」が選ばれた。
新政権、新型インフルエンザなどからの「新」らしいが
「新」は新しい始まりを意味し、期待、希望もあるが、悲観、不安も伴う。

私の提唱する宇宙英知学(宇宙から知恵、英知を獲得するスキル)から見て、
下記の欧州の識者ジャック・アタリ氏の
未来予想は、かなり、地球の未来像
を表していると思う。
そして、今年、日本でも世界でも「新」が始まったように思う。
この中から、期待、希望の種を育て
悲観、不安の種を抜き取り
「新」が期待、希望の実現に繋がっていくように
年末新年に備えて祈りたい。

★EU(欧州連合)の代表的知性の一人、ジャック・アタリ氏の未来予想

フランスを代表する知性として知られるジャック・アタリ氏
サブプライム破綻、世界金融危機を予見、的中させた。
サルコジ大統領の命を受け、21世紀フランスの改革提言委員会
アタリ政策委員会の委員長を務める。
欧州復興開発銀行の初代総裁など
政治、経済界で重責を担う一方、経済学者、思想家、作家として
幅広く活躍。
最近の著書「21世紀の歴史」(和訳版、作品社、全347頁)の中で、
21世紀の未来を下記のように予見している。

それはこれから地球に三つの波が押し寄せると言う。

第一の波は、「超帝国」(国家を超えたグローバルな貪欲主義集団の世界支配
これが進行すると、自然環境は食い物にされ、人類は滅び去る)

第二の波は、「超紛争」(人類が狂気と貪欲、悲観にとらわれ暴力によって
国家、宗教団体、テロ組織らが集団エゴで対立しあい、殺しあう。
これも人類を滅亡に導く)

第三の波は、「超民主主義」

第一と第二の波は、地球に壊滅的被害をもたらすと言う
そして第三の波は、希望の波であり、地球人類が一丸となって
構築していく必要があるという。

それでは、希望の星、第三の波「超民主主義」とはどんなものか
アタリ氏の上記著書(序文)から引用してみよう。

▽▽▽▽▽▽▽
『序文 三つの波が21世紀を決定する。

自由・責任・尊厳・超越・他者への尊敬などに関して
新たな境地が開かれるであろう。
本書では、こうした境地を〈超民主主義〉と呼ぶ。
これは民主的世界政府ならびに地方や地域の制度・機構の創設をうながす。
超民主主義の確立により、想像を絶する次世代テクノロジーにより
再創造された仕事に就く人々は、無料で豊かな社会に暮らし、
市場の創造力のなかから善行だけを公正に選び出し、
過剰な要求を悪とみなし、貧欲さから自由を保護し、
次世代にきちんと保護された地球環境を遺すことができるようになる。
このためには、世界中の英知や新たな生活様式を動員し、
人類が一丸となって超民主主義を構築していく必要がある。

今後五〇年先の未来は予測できる。
まず、アメリカ帝国による世界支配は、
これまでの人類の歴史から見てもわかるように一時的なものにすぎず、
二〇三五年よりも前に終焉するであろう。
次に、超帝国、超紛争、超民主主義といった三つの未来の波が次々と押し寄せてくる。

最初の二つの波は壊滅的被害をもたらす。
そして、最後の波については、
読者の皆さんは不可能なものであると思われるかもしれない。

筆者(アタリ氏)は、この三つの未来が混ざり合って
押し寄せてくることを確信している。
その証左に、現在においてもすでに、これらが絡み合った状況が散見できる。
筆者は二〇六〇年ごろに超民主主義が勝利すると信じている。
この超民主主義こそが、人類が人類を組織する最高の形式であり、
二一世紀の原動力となる最後の表現である。つまり、それは〈自由〉である。』

△△△(以上、引用終わり)△△△

そして、今年、日本でも世界でも「新」(新しい三つの波)が
始まったのかも知れない。

私、斉藤としては、宇宙英知学の立場から、四つ目の波として
人口増加による地球環境汚染を挙げなければならない。
これは最も危険な差し迫った波であり、このまま無作為に行けば
人類崩壊の危機に晒される。
人類が英知を発揮して、この四つ目の波も克服せねばならない。

以上、これから押し寄せる四つの波の中から、期待、希望の種を育て
悲観、不安の種を削減し
「新」が、期待、希望の実現に繋がっていくように
年末新年に備えて祈りたい。

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