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「人生懐古−未来への夢」〜99歳現役の馬杉次郎氏の人生懐古と未来への夢、美しい日本、実現へ向けて!

先般、私は、居酒屋「和民」にて、私の長年の知己で、経営戦略の大家、草分け的存在の高田宏成氏と歓談した時、一枚の達筆な毛筆による詩文のコピーを渡された。(文章、写真下段)

家に帰ってからゆっくり読むと、なんとこの詩文は、「人生懐古−未来の夢」と題して、書き手の約百年の人生と世相をパノラマのように1頁に濃縮して懐古し、それに基づいた未来への夢、美しい日本、を語ったもので、簡潔、流麗、韻律を含んだ名文で、その格調高い正確、緻密な内容も、まったく同感に思い、涙が出た。

高田先生に聞くところ、この詩文の作者で書き手は、明治43年生まれ、本年(2009年)、御歳99歳のいまも現役でバリバリご活躍中の馬杉次郎先生(元陸軍大尉)のものであることが分かった。さっそく、馬杉先生にファクスにてお願いし、転載許可を頂いたので、この貴重な名文を以下に転載させていただく。とくと、この名詩文を味わって頂き、美しい日本、世界の未来への夢実現へ向けて、一緒に歩んで行こう!

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「人生懐古−未来への夢」        馬杉次郎 著

一)

吾この日本に生を受け 
明治 大正 昭和に 平成!
四代の日々を過し来て 
教育勅語に国語 地理
歴史に修身 道徳と
基礎学問を教えられ
徴兵入隊 軍人勅諭で鍛錬し 招集参戦八年間
広島被爆 怪我もなく 召集解除で民間人
めざすは復興再建と無病息災 粉骨砕身 仕事に励み
青壮年はまたたく間
六十にして いたって元気 七十 現役 
八十にして さあこれからと海外生活
九十迎えて今なお気力衰えず 東奔西走休みなし
これぞ天の恵みとぞ 感謝感激極まりなし
広大無辺のこの恩に 報ゆる道は唯一つ
人世の為に尽くさんと 命の限り働かん

二) 昔の日本

北は樺太 北海道 南は台湾 九州と
大小六八〇〇の島々列ぶ島国にて
同胞すべて六千万
春夏秋冬 桜に紅葉 四季折々の風情あり
山紫水明 風光明媚 山川草木 花鳥風月
霊峰富士は厳然と 景観美しき土地柄なり
島国育ちの国民は 神仏混淆 万物に神宿ると
自然を敬い 自然に親しみ
わび さび しぶみ いきな姿に粋な人
情緒溢れる言葉の宝庫
仁義 礼智信 名誉を尊ぶ教え受け
義理人情は厚くして
強きをくじき 弱きを助くる義侠心
恥の文化に察しの文化
勤勉実直 感性豊かな国民性
人皆慈愛に満ちた家庭に育ち
一旦 緩急起こりなば
挙国一致 守りは固し
大和魂

三) 今の日本

上から下まで堕落して
国家意識に国防意識 平和ボケして 希薄化し
モラル規範もあらばこそ
自己中心の自由主義
権利 権利と振りかざし
公私の別もわきまえず
自律自制の影薄く
信義誠実どこへやら
言葉は乱れ 立居振る舞い 節度なく
企業論理もたがゆるみ
不正事件は次々と聞くだにいまわし親殺し子殺し
家庭崩壊 学級崩壊、
学力低下や幼稚な大人 いじめの問題 自殺者多発
性道徳も紊乱(びんらん)し
だらしなきこと限りなし
その上 生活様式は 大量消費に大量廃棄
環境汚染に土壌汚染
食生活のみだれから 成人病は右肩上がり
心身ともに不健全なり
この侭進めば 日本溶解 日本沈没
意識改革待ったなし
諸悪の根源 究わむれば
敗戦 占領 裁判で 贖罪意識を植え付けられ
目かくしされたことにある
この嘘 解き明かすのが急務なり

四) 未来の日本

昔 歌った歌詩にある
丈余の櫓櫂繰りて
行くて定めぬ浪まくら
百尋 千尋 海の底
遊びなれたる庭ひろし
いで大船に乗り出して 我は拾わん海の富
いで軍艦に乗り組みて
我は護らん海の国。
四面海に囲まれて 世界屈指の海岸線
瀬戸内海は波静か
淡路島から周防まで 島また島の景観美
国土の七割 山林にて
霊峰富士は厳然と
野には産物 四季折々の風情ある
自然美豊かな風物は 海に浮かんだ自然公園
この日本の伝統は
天を尊び自然を愛し 和をもて尊しとする遺伝子にて
世界に誇る民族なり
めかくし妄想打ち払い “富国有徳”をテーゼとし
いざや築かん道義の国
いざや造らん美しき国
世界が敬う日本を!

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★追伸:上記の馬杉先生の夢実現に向けて、数日中に、馬杉先生(90歳代)、高田先生(80歳代)、筆者斉藤(近く70歳)のゴールデンエイジトリオが、再び、居酒屋「和民」にて、歓談することになった。テーマは言うまでも無く、この名文の「美しき国、世界が敬う日本」を、どのように構築し、後世世代に遺していくかという重大、緊急、待ったなしの戦略を考えるテーマである。歓談がとても楽しみだ。

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