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●世界の中の日本人、四つの偉大なる可能性〜徳性(SQ)、品格の面から〜日本人よ、誇りと自信を持とう!

★1)はじめに

先報のとおり、世界の科学者ら1000人がネット上で集まる国際フォーラム「生命科学」に、私は日本から参加してつくづく思うのは、日本人としての誇りと自信、徳性の自覚であった。私がこれまで47年間、人間の脳、心、精神、身体の相互・互助作用interactionを研究してきた中で(研究背景は、下段のプロフィール参照)、最高にうれしかったのは、我々日本人の今後の素晴らしい可能性、尊厳、誇り、役割を発見したことだ。もちろん、日本人だけが優れていると言った自国民優越論ではなく、すべての民族は夫々特長を持ち、優れているのであるが、夫々の民族は自分の民族の特長と可能性をよく探求し、知る責任と権利があるという意味である。
そうすれば、他民族に隷属するのでもなく、誇りと自信を持って自民族の道を自立して歩めるからだ。

★2)日本人の四つの偉大な可能性

◆1.日本人が発した言葉「敬天愛人」→天地人、大自然の仕組みが分かる可能性

日本民族の特長として、現れるのは、日本の国民的英雄の一人、西郷隆盛の遺した珠玉の言葉、「敬天愛人」(天を敬い人を愛する)に集約される。

先報のように、私は、西洋の書中の書とされる『聖書』(The Bible)全巻を暗記するほど何度も熟読した。このうち、旧約聖書はユダヤ教、回教の原典、新約聖書はキリスト教の原典である。仏教の書も熟読した。つまり、世界の四大宗教の原典を研究した結果、日本人の西郷隆盛の遺した珠玉の言葉、「敬天愛人」(天を敬い人を愛する)以上に優れた言葉は見いだせなかった。

「敬天愛人」の「天」とは、福沢諭吉の名言「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」の天であり、天命、天職、天声と非常に日本人になじみの深い言葉だ。フウテンの寅さんも「お天道様はお見通しよ。何でも見てらっしゃる」ともよく言われる。正月ともなれば、日本人の多くは、晴れ姿で、神社仏閣に出向いて、天に手を合わせて合掌する。これほど多くの人が天に手を合わせて合掌するすがたは、世界でも珍しいと宗教学者、島田裕巳氏は言う。つまり、天という概念は、宗教を超えて、自然に身に付いた日本人の言葉なのだ。
だから、日本人は、いま危機にある世界で一番必要とされている、天地人、大自然、宇宙の偉大な仕組みがよく分かる位置に付けているということだ。

★2.天という言葉の意義を理解している→自然・宇宙の法則と徳性(SQ)が分かる可能性

日本人の第二の素晴らしい点は、天命、天職、天声という言葉が日本人に馴染みが深いように日本人は、SQ(良識、良心、天命、天声、志、精神、英知、徳性などの融合した意)をよく理解していることだ。

先報のアーヴィン・ラズロ教授の著書「叡知の海・宇宙」(和訳版、教文館)にあるように、宇宙は「英知の海」。この天(宇宙)全体の知恵、英知(Universe-SQ)の一片が、SQ(良心・良識・英知・徳性など)として、すべての人間の心の内奥に入っていることを、日本人は無意識の内にも理解しているように思えてならない。

宇宙の高貴な英知の一片が我々人間の内奥に入っているという自覚。これこそ、人間の尊厳、誇り、自信、役割の最大恩恵であり、徳性の源泉だからだ。だから日本人からは、「天命」(天から与えられた使命)、「天職」(天から与えられた職業)、「天声」(天から与えられた声、内なる声)といった言葉が自然に日本人の口から出てくる。つまり、日本人は自分の心の内に、SQ(徳性、英知、良識、良心)を発見し、掘り起こし、育て、一番発現しやすい位置にいる。人間、人類としての最高の品格、品位であるこの徳性の発現が、人類のいまの難局を解決する方法と思うのだ。

世界中の人々からの好感度の国のアンケートをとると、日本は、最も好きな国のいつも第一位を占めているようだ。日本は世界中から愛されているのだ。これは、世界の人々が、日本人の徳性、人の良さ、信頼性、品格、礼儀正しさなどに気付き、日本を好感度ナンバーワンの国に指名している隠れた理由だと思う。

以上から見ても、日本は、徳性、品格を以って、世界中の英知を結集し、世界平和を達成できる最も近い国の可能性を持っている。


◆3.日本人の70%が無宗教で、宗教、イデオロギーからの超越→世の中の本質が分かる可能性

読売新聞によれば日本人の70%が無宗教であるという。人の作った宗教やイデオロギーの色眼鏡(サングラス)で物事を見ず、それらを理解しながらも、超越しているのだ。色眼鏡をはずして、世の中を見ると本質が見えてくる。ここに日本人の素晴らしい可能性がある。宗教学の第一人者、島田裕巳氏によれば、日本人ほど、きれいにすべてを理解し、消化し、その上で、超越している民族はいないという。

◆4.西洋科学と東洋哲学の両方を理解している→世界平和達成をリードする可能性

日本人は、古来、西洋科学と東洋哲学の両方をいち早く理解、消化し、自国の独自のクールで高度な文化を創造している。日本は世界の橋と成れるのだ。

以上、徳性(SQ)の面から、日本人の可能性、四点を、先報の国際フォーラム「生命科学」で、私は日本代表の一人として、日本人としての誇りを持って自覚し、強くアッピールして行きたいと思っている。

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