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●夜明け前の大いなる希望 その2〜黄金期の未来は日本から始まる理由、未来学から見た世界の潮流、英知の時代(水瓶座時代)の到来 

★1.はじめに〜未来学の世界的パイオニア、ファーガソンの著書から

私は先週、「国際フォーラム生命科学に参加して〜夜明け前の大いなる希望」と言うレポートを書いた。その中で次のように述べた。

「私にとって、・・・、このフォーラムに出て感じたのは、
いま日本、世界は、大不況の出口の見えない暗闇のような中にあるように見えるが、それは、真っ暗闇に突入する寸前なのではなく、夜明け前の暗闇であり、次第に暗闇の中から輝かしい太陽の日の出の薄日がさして来る時間、時期なのだ。

これから20年間の世界の潮流は、旧来の固定化された概念から解放され、素晴らしい黄金の英知の時代への約20年をかけての過渡期にあり、やがて黄金期を迎える。この重要な時期にあたり我々日本人の果たすべき役割と責任を痛感したのであった。ここに希望がある」

以上の前回のレポートの文章「これから20年間の世界の潮流・・・」について、読者からもかなりの反響があったので、この部分を詳しく述べたい。

これについては、未来学と脳科学と世界的パイオニアとして著名なマリリン・ファーガソンが出した未来学の基本書とも言える世界的ベストセラー書「アクエリアン革命:原著名The Aquarian Conspiracy、堺屋太一監訳、実業之日本社)に詳しく述べられている。

ちなみに、著者のマリリン・ファーガソン
Marilyn Fergusonについては、未来学だけでなく、脳科学のパイオニアとして、「ブレイン・マインド・ブレティン」(脳と心の雑誌)を発行し、『ザ・ブレイン・レボルーション『頭脳革命』という世界的大ベストセラー書も出して、全米ブッククラブベスト14にも選ばれ、ウィキペディア辞典英語版にも詳しく紹介されている、大変知的で著名な未来学者・脳科学者(美人女性)のパイオニアである。(ちなみに、当時、脳科学を研究する我々の間では、知的で、かつ、美しい、才色兼備の憧れの人(マドンナ!)の一人であった。)

この本は、いまから28年前の1981年に出版され、世界的なベストセラーとなった未来学のはしりとも言うべき基本書(古典)であり、私も当時、わくわくして読んだものだが、いまなお世界の潮流を、ぶれることなく予見し、未来学の基本書(古典)の一冊として、燦然と耀いている。その後、私も脳科学を研究し世界を観察してきたが、世界の潮流も脳科学の分野も、ファーガソンの予見したように進んでおり、その先見性に驚いている。

★2.トフラーの「第三の波」などいま流行の未来学の欠陥

本書の監訳と序文を書いた元経済企画庁長官・作家の堺屋太一氏は本書の序文の中で本書の価値と、トフラーなどの現代の未来学の欠陥について、次のように述べている。

『新しい世の中の到来の予告については、数多くなされている。(社会・未来学者、ダニエル・ベルの)「脱工業化社会」、未来学者、アルビン・トフラーの「第三の波」などである。しかし、新しい世の中がどんなものかについては、あまり明確な説明がない。

例えば、「脱工業化社会」と言う言葉はまことに魅力的な響きをもっているが、その実態を説明していない。・・単に工業化社会を超えた社会、工業化社会でない社会というに留まっている。いわば犬でない動物といっているようなもので、それが何か規定されていない。

アルビン・トフラーの「第三の波」と言うのも同じだ。三度目の波が来ると言われても、その変化の結果や影響は全くわからない。ただコンピュータや通信施設の発達が力説されても煩わしい機器の氾濫を招くばかりであろう。』(同書9頁)

以上のようにこのような未来学について、人類として行くべきビジョンや指針がないのだ。同じようにビジョンの無い学問、例えば、「金融工学」が、人間の貪欲を増殖させ、サブ・プライム・ローンなどの虚構の金融のシステムを作り上げ、その結果、現在の世界大不況を招いているのはご承知の通りだ。

★3.ビジョンと希望のある未来を指し示すファーガソンの未来学と日本の可能性、実績

堺屋太一氏は本書の序文の中
で、ファーガソンの未来学と日本の大いなる可能性と実績について続ける。

『この点、本書の原著、The Aquarian Conspiracyは、アメリカで発表され大いに話題となったベストセラーだが、その説くところは、欧米人より日本人のほうがずっとわかり易いだろう。

本書の基本的主張は、「心の変革を成し遂げた個人があちこちに生まれ、互いに知り合うことがなくとも、目に見えない連帯となって広がり、やがて世の中全体を改革していく。」と言うものである。・・・
いわば、テーブルを囲むわけでもなく、たくらみ(Conspiracy)が進行しているというわけだ。こういう協議なき企みは欧米では珍しいが日本ではごくありふれている。
・・・
例えば、明治維新という変革を取り上げてみても、いつ、誰がどこでどんな風に革新を考えたのか誰にも分からない。・・
高杉晋作、桂小五郎、坂本竜馬、西郷隆盛・・・らの活動はそのほんの一部分であり、・・
明治維新という変革は、各層各分野に発生した多数の人々の「たくらみ」であったことは間違いない。だが、これらの人々は一つの組織を作っていたわけでもなければ、当初に協議してやりはじめたわけでもない。』

これこそ、江戸後期に、吉田松陰が唱えた「草莽崛起(そうもうくっき)」である。

注)「草莽崛起(そうもうくっき)」とは. 志のある者が立場をこえて同じ目的を持って、いっせいに立ち上がることです。 松陰は、保守的な藩の考え方や藩士の力だけでは改革が不可能であることを察知し民衆の力によって改革を成しとげる「草奔の崛起」が必要であると主張し、塾生たちにも教えていました。http://www.ysn21.jp/furusato/ishin/rekishi-manga/dai-5/sou-2.html

このように日本の江戸時代後期に起こった、「草莽崛起(そうもうくっき)」の流れが新しい明治維新を切り開いたように、それより大規模な世界的変革が、いま、「草莽崛起(そうもうくっき)」の流れのなかで、いま世界で進行しているのである。

以上、ファーガソンが述べている水瓶座の大変革と言うのは、未来学の基本であり、また、その同様のことを、日本では無名の人がやっていきたし、いまもやりつつある。
これが、いまや水瓶座時代の特長として全世界に起こっているというのだ。

この潮流は、特に、最近のウェブネットワークの発展によって、先報のアーヴィン・ラズロ教授や私が主張しているグローバル・ブレイン(世界頭脳)の形成などのかたちで、ますます現実味を帯びてきているのである。

★4.未来学から見た黄金期の到来時期〜黄金期は世界の人々、特に、日本人の自覚と努力から始まる理由

それではこれから20年間黄金期を迎えるというのはどういう意味かと言うと、ファーガソンの言う『水瓶座』というキーワードに集約される。

ファーガソンは同書で次のように述べている。

『水瓶座とは、私自身は占星術は全く無知に等しいが、多くの西洋人がAquarias(水瓶座)について描くイメージに、私はたいへん魅かれた。闇と暴力と混沌に満ちた世界ではなしに、透き通った愛と光に溢れた世界、精神の解放が水瓶座の世界なのである。

星の話はともかく、この地上で我々が新しい時代の夜明けを迎えている。そして水をもたらす使者としてのアクエリアス(水瓶)は、古来から人間の渇きをいやし、よどみの無い心の流れを約束してくれるものであった。そこで新時代に必要なふさわしいシンボルとしてのこの言葉を選んだのである』(序文15頁)

日本では、占星術と言うと幼稚で怪しい占星術を思い浮かべるが、そうではなくて、占星学(astrology)とは、天文学(astronomy)と連携して、古来、メソポタミア文明以来、宇宙と天体が人間に与える影響を科学的に研究する非常に重要な最先端の科学として、丁度マクロの気象予報学のように、いまや世界では、研究されてきているのだ。最近の量子科学の発達により、水瓶座というのは、天文学上の正確、緻密な計算により、次のようなことが分かってきた。(黄道の計算)

◆1844年2月3日 魚座の終わりと水瓶座時代の過渡期の前半期(93年間)の始まり。

◆1937年2月3日 水瓶座の過渡期の後半期(92年間)の始まり。
          水瓶座の過渡期(前半期と後半期を合わせると合計185年間)

◆2029年2月3日 水瓶座の黄金期の始まり

◆3999年2月3日 水瓶座(2155年間)の終わりと山羊座の始まり

今週のレポートでは紙面の都合で、ここまでとするが、以上の点から、いま、2009年は水瓶座の過渡期の後半期であり、いまから20年後の2029年から水瓶座の黄金期が始まるのだ。

もちろん、この黄金期とは、なにもしないで受動的に起こってくるものではなく、人間の自覚と努力によって、黄金期を切り開き、獲得するものであり、その機会が与えられたということを意味している。しかも、上記の説明からも、また、先報で何度も説明してきたように、その中で、この黄金期を切り開くために、日本人が果たすべき大きな役割と責任と期待がある。

いまの水瓶座時代の意味や特長については、概略は、上記で説明したが、未来へ向けての正しい対策を考えるために、非常に重要なテーマなので、更に詳しくは、次回以降の論文で述べて行きたい。

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