HOME 健康英知研究所 (旧称  健康英知研究所)代表 斉藤英治

●社会の病巣の診断と治癒の方法マニュアル〜プラス・マイナス四段階法による〜自分の存在する基盤の日本を守るために

★1.はじめに〜「敬天愛人」(天を敬い、人を愛する)が乱世を解決するキーワードとなる理由

前回のレポートで、現在のような乱世における解決、改革、前進の決め手となるキーワードとして西郷隆盛の「敬天愛人」(天を敬い、人を愛する)について述べた。

100年に一度の今の危機を解決するには、300年に一度の徳川幕府末期の危機において、江戸無血開城を実現し、明治維新、近代日本を切り開いた立役者の一人、西郷隆盛の遺訓、「敬天愛人」が最も有効と思ったからである。

その理由は、先報の通り、我々人間は、天(宇宙:Aフィールド:叡知と慈愛の海)の中にあり、天の英知と慈愛の一片を、各人間の中核精神の中に、SQ(良心、叡知、慈愛)として、持っているからだ。

従って、「敬天」(天を敬う)ならば、英知と慈愛の海である天(Aフィールド)から、我々の中核精神(SQ)に、問題を解決するに必要な英知(知恵、情報)と慈愛(エネルギー)が与えられるからである。

それはちょうどソーラー(太陽光パネル)か受信機のように、天からの英知(知恵、情報)と慈愛(エネルギー)が、我々の中に入ってくるからである。これらは我々のこころを満たし、隣人や周りの人々、植物、動物、鉱物、地球環境を、英知と慈愛をもって自然に愛することができるからだ。これが「愛人(人を愛する)」の意味である。

★2.社会の病巣の診断と治癒の方法について

■1)「何も知らない方がどれだけ気楽か」

ある知的な読者の方より次のようなコメントがあった
「とにかく、現代社会の腐敗的な症状は目を覆いたくなる状況ですから」

読者の方がおっしゃるとおり、社会では日々心痛なことが起こっている。読者の皆さんも、裏側の情報や知識が入ってくれば入ってくるほど、つらく苦しい時が出てくる。

ノーベル文学賞作家ロマン・ロランが次のように言っているとおりだ。
「真理をみる必要のない人々にとっては、人生はなんと気楽だろう」

時に、何も知らない方が良かったと私も思うことがある。しかし、何も知らなければ何も考えないから、頭脳は鈍るばかりだ。
人は何か心痛なことに出会うと初めて考え、思考力が強化され、進化、向上するのだ。それだけ、学びも、収穫も、喜びも、進化も多く深くなる。

だから、多少つらくとも、時間がかかっても、逃げないでそれぞれの立場で解決策を考えていこう。そうすれば思考は鍛錬され、強化され、進化し、解決できる勇者になっていく。

■2)もっとも正確な診断機能は科学と意識(洞察力)の併用

現時点では、科学がもっとも再現性があり信頼のおけるものの一つではあるが、限界もある。科学は物質を明らかにするには、かなり、発達してきたが、更に精妙な人の精神、心と言った極めて微細、精妙なものを、それを検査できる精密な検査機器はまだ発明されていない。現代の科学には、そのような精度の高いものはない。

従って、人間の磨かれた明瞭な意識(本質を見る洞察力)と、科学の目を併用することが、現時点で、最も精密、正確な検査機能なのである。もちろん、意識も日々磨かなければ、曇ってしまい、本質を検査し見ることはできない。日々の研鑽が必要だ。

また、診断の目的は、本質を見ることであって、宗教やイデオロギーの教義を追認するための目的ではない。
宗教やイデオロギーの教義の枠内(フレームワーク)で物事を見ようとすると、サングラスをかけてみるのと同じように、物事が偏向して見えるから、本質を見誤る。
あくまでも、中立、中庸の立場で、宗教やイデオロギーの教義の枠内(フレームワーク)を超越して、無色透明で明瞭な意識の目で、科学の目を併用しながら見ないと本質を誤る。

新しい読者のためにも、念のため述べるが、言うまでも無く、このメルマガは、イデオロギーや宗教(religion:教義で拘束する)ではない。むしろ、その正反対の、啓蒙(enlightenment:自己の心を理性で明るくする)である。 つまり、自己啓発応援であって、読者各自が独立して、自由に、理解力、洞察力、理性を高め、よって本質を見るのを応援することである。

■3)社会の病巣の診断には、西洋哲学と東洋哲学の併用が正確

社会の病巣の診断には、西洋が得意とする分析、分類的手法が用いられるが、留意しなければならないのは、西欧的な考え(キリスト教など宗教を基盤)やイデオロギー思考を極端に推し進めると、善が悪か、天国か地獄か、悪魔か天使か、味方か敵か、プラスかマイナス、白か黒か、の二進法、二択になりがちで、そこに中庸という考えが少ない。従って、

○自分側が善、天国、天使、味方

×対立する相手は、悪、地獄、悪魔、敵

ということになり、絶えず、敵が出来、対立、内乱、闘争、戦争が起こる。これでは解決できない。ますます対立がエスカレートし、平和から遠のく。

そこで、世界平和を実現するには、東洋哲学、東洋的思考も導入する必要がある。

東洋思想で代表的なイメージの一つとして、宇宙を現すという太極図である。(下図1)

東洋思想では、この太極図のように、宇宙は、善と悪の対立と言うよりも、陰と陽のお互いに必要で補い合う関係だ。いわゆる陰陽理論だ。昼と夜、太陽と月、光と影、白と黒、活動と睡眠、プラス(+)とマイナス(−)、男と女、これらが対立ではなく、互いに補完しあう関係だ。両方とも無くてはならない存在だ。

この太極図のように、白(陰)の部分と、黒(陽)の部分が、変化しながら、回転している。大白の中に小黒があり、大黒の中に小白があるといった、単純な中にも、複雑であり変化(流転)がある。そして白と黒との面積が見事に50%ずつ半数であり、調和しているのだ。この半分ずつで調和、均衡している状態を、中庸、均衡の状態という。 バランスよく、調和がとれ、安定した、平和の状態だ。

ここから学ぶのは、自分たちが善で、他の人が悪、と言うわけではなく、陽(太陽、光、活動)と陰(月、影、睡眠)と同じように、両方とも必要なのだ。陽と陰が回転しながら、バランス、平衡を保ちながら、進化していくのだ。

ただ、留意すべきことは、陽と陰は、お互いに補完しあい、存在を認めながらも、片方が増え過ぎて、もう片方が減り過ぎて、調和、均衡を乱してはならないのだ。平衡に公平にならねばならない。それが中庸の状態だ。

善が過度に増大すれば悪になるのだ。例えば、動物の鹿(善)が大事だからと言って増えすぎれば、周辺の植物を食い荒らし、他の動植物を圧迫し、悪となってしまう。
つまり、過度の善が度を越えて増えすぎれば、悪となる。 

逆に鹿の天敵の熊(悪)がいて過剰な鹿を少なくする。この場合、悪が過剰を減らす防腐、塩味となり、善となる。ここで調和が保たれる。この場合、鹿にとっては、熊は悪であるが、全体にとっては、熊は、善となり、調和、平衡が保たれる。

つまり、宇宙は破壊と創造、この太極図のように生成と消滅、変化と流転、破壊と創造を繰り返しながら、全体では、陰陽、半々に調和しながら進化していく。

また、弘法大師が中国から導入して改良して創った日本式曼荼羅(右図2)のように宇宙という叡知と慈愛の海の中で、我々人間の叡知と慈愛が育まれていく。

宇宙では、叡知が先導し、全体は仏(愛と英知)に満ちて進んでいる。我々は、その中に無数にいる仏の一人ひとりだ。(右図の金剛界曼荼羅)
つまり、グローバルブレインとは、金剛界曼荼羅のイメージと相似形ではないか。

先報のアーヴィン・ラズロ教授(NY州立大)、セス・ロイド教授(MIT)、リサ・ランドール教授(ハーバード大)、そして我々が、最先端の量子科学と洞察力で見た宇宙のイメージと、道家や弘法大師が洞察力で見て絵で表したイメージと驚くほど一致していたのである。これは宗教の追認ではなく、弘法大師らの天才のすぐれた先見力と洞察力に敬意を表するためである。
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■4)社会の病巣の診断:プラス・マイナス四段階法

私の前に述べた人体の診断と治療方法を一部改定して、そのまま、社会の病巣の診断と治癒に当てはめる。なぜならば人体の小宇宙と言われるように人体と社会はほぼ相似形だからだ。
(参照:斉藤英治論文  【病気にならない健康医学の基本とメカニズム。〜国民の3大死因(がん、脳出血、心臓病)やアレルギーなどの予防法】
http://esaitou.c.ooco.jp/080705kenkou-igaku.html

社会の症状を次の四段階に分ける。

【++ (過度のプラス)病気、毒、攻撃性】
・・・・・・・・・
【+(中庸プラス) 正常、健康、自衛】
【−(中庸マイナス)正常、健康、反省】
・・・・・・・・・
【−−(過度のマイナス)病気、虚弱、無気力、免疫不全】

■5)社会の診断と治癒:実践応用例

以上のプラス・マイナス四段階法を社会や国レベルに応用してみよう。

例えば隣国のC国にしてもC国の立場になってみれば自国の国民を食べさせるのに一生懸命であろう。その立場を尊重せねばならない。しかし、自分の国が過度に善になり、日本の主要都市に数百期の核ミサイルを向け、2万人の工作員を姿に変えて日本に潜入させて、プロパガンダ工作を続けているとなれば、それは過度の善が悪に変化する。つまり、C国は、日本にとって、【++(過度のプラス)病気、毒、攻撃性】であり、仲良くはせねばならないが、厳重な警戒と自衛を怠ってはならない。

日本とても同じだ。戦時中確かに外国に出て行った面もある。このとき、日本は、確かに【++(過度のプラス)病気、毒、攻撃性】だった。当時、列強も同様に植民地政策を繰り返し、同様に【++(過度のプラス)病気、毒、攻撃性】だった。

しかし、1945年8月15日の終戦後、63年も経過し、日本は反省し、【+(中庸プラス) 正常、健康、自衛】、又は、【−(中庸マイナス)正常、健康、反省】に立派に回復している。

それなのに、一部特定の隣国(C国、K国、NK国の三カ国)は、【++(過度のプラス)病気、毒、攻撃性】の感情とプロパガンダ工作を以って、日本を責め、日本を【−−(過度のマイナス)病気、虚弱、無気力、免疫不全】に陥れようとする。

彼らのプロパガンダ工作によって洗脳された日本のマスコミや一部左翼勢力は、そのプロパガンダ工作に協力し、日本を【−−(過度のマイナス)病気、虚弱、無気力、免疫不全】に陥れようとする。これは、日本が抵抗力をなくして、最悪の免疫不全症(エイズのような)となり、他国に隷属、又は、自国が崩壊していく危険な状態を作り出す。

日本は、【+(中庸プラス)正常、健康、自衛】に立ち返り、健全な自衛心を持ち、自国を守らねばならないのだ。

自分で自分を守り【+(中庸プラス)正常、健康、自衛】の心、健全な自衛心を失ってしまっては、自分の国が滅びるばかりだ。一生懸命、このようにせねばならないのに、一部隣国とそれに洗脳されたマスコミ(ネット界ではマスゴミと揶揄されている)や左翼勢力は【++(過度のプラス)病気、毒、攻撃性】の感情とプロパガンダ工作を以って、日本を責め、日本を【−−(過度のマイナス)病気、虚弱、無気力、免疫不全】に陥れようとする。
いま、上記のような日本を崩壊させようとする勢力と日本を守ろうとする勢力との、熾烈なせめぎ合いとなっている危険な状態だ。

一部隣国は、自分の国だけの留まっておれば、【+(中庸プラス)正常、健康、自衛】なのに、他国である日本に上記の工作を行おうとするから、【++(過度のプラス)病気、毒、攻撃性】とみなされるのである。それらに洗脳され、協力しているマスコミや左翼勢力も当然診断は、【++(過度のプラス)病気、毒、攻撃性】だ。

以上、プラス・マイナス四段階法で、社会の病巣を診断、治癒の方法の一例を述べた。ただ、これはただの仮定や風説、杞憂でなく、本当にひそかに進行中だとしたら、笑い事ではなくなる。マスコミは前述の通り、これを隠そうとするからマスコミだけでは見えてこないのが当然だ。しかし、幸いにも、最近のウェブネットの発達によって、ネットで見えてきた。

我々が生存の基盤とする日本が滅びるかどうか、生き残って、将来世代に国を遺せるかの深刻な問題なのだから、意識が明瞭な人は、自分の目で実態を確認し、検証して、このような社会の病巣を的確に診断し、治療に加わって行ってほしい。自分の存在する基盤の日本を守り、将来世代に良い日本を遺すためにも。

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