HOME 健康英知研究所 (旧称  健康英知研究所)代表 斉藤英治

●全天候型、危機管理への備え方マニュアル〜名人・宮本武蔵の如く心技体を磨く=人間の五大知能指数を上げる

経済危機、雇用危機、金融危機、環境危機など、今や、日本や世界に様々な危機が訪れている。このような時には、各個人が知的武装を完璧にし、何が起こっても冷静に最善に対応できる、全天候型の危機対応の備えをしておくべきだ。

全天候対応型とは、全天候対応型の飛行機のように、あらゆる悪天候にも、耐えて、平衡を失わず、進路を迷わず、正確に最善の目標に到達できる柔軟性と強靭性を併せ持つ準備のことだ。

最近の日本では、多くの国民や大マスコミが自分勝手の依頼心やわがままが強くなり、迷走していることは困ったことだ。政府に要求するのも必要だが、各自の準備をするのは各個人の責任である。

そこで個人としてどうすれば良いかと言えば、昔から言われている言葉、宮本武蔵のような名人、達人の如く、どのような困難にも打ち勝つ言葉、「心技体を磨け」を実行することだ。

名人、達人になるためにこの古くから日本で言われてきた「心・技・体の向上」を詳細に見れば、実は、偶然にも、
先述の私の研究モットー(ライフワーク)
“五大知能指数向上[IQ(脳力),SQ(英知力),EQ(心力),BQ(体力),FQ(場力)]の
研究による人類への貢献”

と、ほぼ、同じ内容だ。その理由は、日本の名人流の「心・技・体の向上」
は奥深く、私の上記のモットー「脳・精神・心・体・場の向上」とほぼ共通
と思われるからだ。
つまり、私の研究モットーは名人への道の探求だったのである。

そこで、今回は、私の研究モットー、五大知能指数の向上という切り口から、危機管理、全天候対応型の備えかた、名人の如く心技体の磨き方を見て行こう。

■1、脳力(IQ: Intelligence Quotient)の向上法

脳力(IQ:とは、計算力とか記憶力とかいった脳のハード面の基礎的機能の指数であり、これは脳の働きを良くすることに尽きる。

脳の働きを良くするためには、いつも述べているように、絶えず、思考、思索することである。つまり前向きに考えることである。前向きに考えると、脳内一千億個の膨大な脳細胞ネットワークの神経線維とシナプスがぐんぐん伸びる。

日本の江戸時代の寺子屋は、当時世界の最高水準、最大規模の教育が行われていたという。その時に行われた基本は、言うまでもなく、「読み・書き・そろばん」である。この三つが一番良く頭を使う思考法なのだ。
書籍やメルマガなどを読む、思ったことを自分で書いてみる、発表している、表現してみる、またそろばんは、計算する、考える、頭をめぐらすという意味だ。

【読む】書籍、メルマガをはじめ様々な良質の情報媒体を選んで読む、(脳への情報インプット)
【書く】思ったことを書いてみる(脳からの情報アウトプット)
【そろばん】考える、計算する(脳内での情報加工、プロセッシング)

これが、脳力を増すための三種の神器と言えそうだ。体内の細胞60兆個の中で、脳細胞と筋肉細胞は特に、使えば使うほど強くなる特長をもっている。

つまり、頭(脳力)は使えば使うほど、良くなる。脳内の血の巡りも神経の巡りも良くなるから、頭もますます良くなり、老人性痴呆症にも掛かりにくくなるというおまけまでつく。
このように、江戸時代の寺小屋だけでなく、現代でのこの「読み・書き・そろばん(思考)」の習慣化が最良の脳力を鍛える方法である。

■2.身体力(BQ: Body Quotient)

これは一般に体の健康指数である。身体力の向上法については、これまでの
論文で何度も述べてきたので、詳しくは省略するが、日本における心身健康
法の創始者の一人、中村天風も述べているように、身体は、自分自身ではな
く、自分を支える、自分の重要な道具、「要具」と考えると、一層、自分の身
体を客観的に観察できて、大切に管理しようと考えるようになる。

逆に、身体が自分自身だと考えると、身体健康の維持が人生の目的となり、
(手段であるのに)、身体の健康の良し悪しで右往左往する落ち着きの無い、
実りの少ない「健康教の信者」人間になってしまう。

したがって、身体は自分を支えてくれる要具と考え、人生目標を達成するた
め、身体を大切に手入れしていくという発想が、もっとも良く、自分の身体
の健康を管理できる。
つまり、健康の三要素、「栄養、運動、休養」に目を配れるようになる。

■3、心の知能指数(EQ:Emotional Quotient)

米国の心理学者ダニエル・ゴールマンが書いたベストセラー「EQ:心の知能
指数」で有名となった。心の知能指数とは、Emotion、つまり、自分や隣人
の細やかな感情を深く理解し、配慮できる気配りの能力である。従って、こ
れは人間関係を良くする。人間関係を良くすれば、いざ緊急の場合でも、人
は助けてくれる。

自分の心や人の心を理解し読み取る能力であるから、これを上げるには、日
頃、良く自分の心や人の心を理解しようと努め、自分だけでなく、相手の気
持ちや立場に立って考え、きめ細かい配慮、気配りをするというデリカシー
の習慣を意識してつけると、着実にEQは向上していく。

■4.SQ:精神と知性の知能指数(Spiritual/Sophia Quotient):英知力、
精神、良心、志


英国の精神科医イアン・マーシャル、量子物理学者ダナー・ゾーハー、そし
て、筆者斉藤らが提唱したもので、これこそ人間の最も人間らしい知能指数
である。時空の視野が開け、空間的に視野を広く、時間的にも、過去や将来
が良く見え、物事の表面だけでなく、本質が見えてきて、人間として、何を
すれば良いか、何をすれば悪いかも見えてくる。

また、SQは、英知、良心や志(こころざし)の知能指数ともいわれるよう
に、緊急時にも、良心の囁き(Inner Voice)により、インスピレーション
のように、正しい道を示される。また、誤った方向に行くのを防ぎ、人生が
破たんするのを食い止めてくれる。

SQを養うには、先述のように、心、精神を豊かにする自学・独学の勉強を、
日々、短時間でも持続的に実行していくことによって、着実にこれを上げる
こともできる。

■5.FQ:Field Quotient(場の知能指数)

これは比較的新しい概念だが、重要である。フィールドの知能指数は、我々
を取り巻く環境を良く理解し、環境から、知恵、エネルギー、栄養を獲得し
ていく知恵と技術。
逆に環境をより良くするために努力する、環境に良い影響を与えると言った
双方向の役割を果たすことだ。これは環境を理解し、活用する技術だから、
これを磨けば、危機時でも平時でも極めて大きな力を発揮する。

★五大健康知能指数は、相互に助け合って人間の総合力となり、最大限の力を発揮できる

以上の五大健康知能指数は、バラバラにあるのでなく、相互に密接に助け合
い、支持しあって、一致協力するとき、人間は、平時も危機時でも大きな最
大限の力を発揮できる。

五大知能指数の相互関係は下記の図のようになる
(↓は指導、世話、管理、↑は支援、従属、服従、準拠)、

精神(SQ)
↓↑
心(EQ)
↓↑
脳(IQ)
↓↑
体(BQ)
↓↑
場(FQ)

指導、指示、指令面から行けば、精神は心の世話をし、養い、指導し、心は
脳の世話をし、脳は体を養い、体は環境に良い影響を与える。
つまり、指導、教育面では、精神→心→脳→体→場 となる。
例えば、支援面から行けば、場はからだを支え、体は脳を支え、脳は心を支
え、心は精神を支える。別の言葉で言えば、場は体のためにあり、体は脳の
ためにあり、脳は心のためにあり、心は精神のためにある。

つまり、支援面からは、場→体→脳→心→精神を支える。

したがって、これらの五大健康知能指数はお互いに助け合い、高めあう麗し
い関係にある。特に人間の知能指数の中で、最上位に位置するSQ(英知・
良心・志・精神)を高めれば、他の知能指数は喜んでこれに従い一致協力し
て従ってくる。
従って、危機時には、最上位に位置するSQ(英知・良心・志・精神)を高
めることが、最大のポイントだ。

このメルマガを継続的に読む知的な読者の皆様はこのような事ができるはず
だ。そして危機にも恐れず、右往左往せず、落ち着いて、堅実に静かに、自
己の歩む道を歩んでいけるはずである。なぜなら、SQ(英知)をはじめ、五
大知能指数が相当高まっていると思うからである。

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