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斉藤英治論文 ●澄み切った秋晴れのような明るい静寂・平常心を得て、てきぱきと仕事をするには〜麻生太郎氏の好き言葉から同氏の明るさの理由を探る

★1.麻生太郎氏の明るさの理由

最近、書店で、自民党総裁の有力候補の麻生太郎さんの本があったので、手にとって見ていると、最後の部分に、彼の大事にしている名言があった。麻生さんの天性の明るさは、この言葉を大事にしているためかなとも思える名言だ。

それは、私にとっても大事にしてきた懐かしい言葉だった。懐かしいと言ったのは、確か、20年近くも前に、私がアメリカに行ったとき、書店のしおり書いてあった、とても感銘を受けた言葉だったからだ。それは、米国の神学者、ラインハルト・ニーバーの言葉だ。

私なりに訳すと次のようになる。

「私にお与えください。
自分に変えられないものを、受け入れる平静な心を。
変えられるものは変えていく勇気を。
そして、二つのものを見分ける英知を。」

"God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed,
courage to change the things that should be changed,
and the wisdom to distinguish the one from the other."

確かに今、読んでも、賢い知恵がその中に隠されていると思う。

★2.静寂・平常心・明るさ(serenity)の意味

ウィキペディア辞典(英語版)を見ると、この言葉は、「serenity prayer(静寂・平常心の祈り)」として、国際的にも有名であることを知った。確かに日本の実業界でも改革を推進する時にも、よく引用される言葉のようだ。そう言えば、麻生太郎氏も日本青年商工会議所会頭だったこともある。

Serenityという言葉は、辞書によれば、静けさ、平穏、心や生活の安らかさ、落ち着き、(空・天候などの)晴朗, 清澄, うららかさなどとなっている。確かにこの言葉は、秋晴れのように心をそのような状態にしてくれそうな言葉だ。

まず最初に変えることもできないことを受け入れる心の平常心を与えたまえという部分。

確かに世の中には自分では変えることができないところがある。出来れば変えたいが、どうしても自分の変えることもできないことを静かに受け入れる平常心が必要だ。わがままな子供のようにいつまでも欲しい、欲しいと泣き叫ぶ子供のようではなく、耐えるべきものは耐える大人の風格とでも言えようか。

★3.革新の原点は勇気と知恵


次の言葉、変えられるべきもの変える勇気を与えたまえ
これについてはやはり変えることもできるチャンスを与えているものを、変えていく勇気が必要なのだと思う。改革と勇気だ。

そしてさらには、この二つを区別する知恵、英知を与えたまえというなっている。

人生には、困難、試練が次々と訪れる。しかも、それは誰も助けがなく、自分自身で解決しなければならない。それはとても辛い。しかし、そのような状況に置かれることによって、その克服する道を学び、静寂に、平常心を持って、忍耐や勇気を持って、周りの人と協力し、謙遜を持って、てきぱきと受け入れるものは受け入れ、変えるべきものは変えていく。このメリハリのついた思考と行動は、ビジネス分野でも、私生活でも、どの世界にも、自分の心を傷つけず、平常心を獲得するために支えとなる良い言葉だと思う。
この名言を銘記しながら、麻生さんが天性の明るさで、積極的に政治の道を歩んでいるように見える。但し、自民党か民主党かどちらを応援するかは別問題だが。

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