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斉藤英治論文 ●私の研究ポリシー・戦略 その2 独創的、真実発見の道
       ノーベル賞二度受賞のポーリング博士との出会いがきっかけ

★1.私の研究方向を決めた最大のきっかけ、ノーベル賞二度受賞のポーリング博士との出会い

先報で、現代の諸問題を打開し、未来を切り開くための私の研究ポリシーを述べた。そのなかで、ニュートン以降の物質物理学とアインシュタイン以降の量子物理学の統合化により研究を進めていると述べた。

この中で、なぜ、量子物理学を、従来の物質物理学に加えて入れたかといえば、決して忘れはしない重大なきっかけがあった。それはちょうど約30年前、私は、仕事の関係で、量子化学の父といわれるノーベル賞二度受賞のライナス・ポーリング博士(米国、スタンフォード大学教授)と出会い、握手をさせて頂いた瞬間だ。

彼は、ノーベル賞を二度、単名で受賞した世界でただ一人の二度受賞者である。20世紀の偉大な科学者3人のなかの一人ともいわれている。彼は、量子化学を確立したばかりでなく、免疫学、遺伝子学で多大の貢献をなし、ノーベル化学賞を受賞し、更には、米国で健康向上の啓蒙活動「ウェルネスムーブメント」(ビタミンCによる健康医学)を創り、世界平和へ貢献し、ノーベル賞平和賞を受賞した。ノーベル賞を単名で二度受賞の世界でただ一人である。

当時40歳だった私はビタミンCを担当していた関係で、恩師の一人、村田晃教授の紹介で、ポーリング博士と出会い、彼と握手させて頂いた。彼の力強く暖かい手の温もりはいまも忘れない。何かその時の電流、インスピレーションがいまも私のうちに鼓動しているのだろうか、脈々と流れているように思うのである。 【写真は、ノーベル賞二度受賞のポーリング博士(中央)に抱かれた若き日の斉藤英治(左)、村田晃教授(右)


彼がこれだけの独創的な、幅広く人類に貢献できたのは、量子化学という眼に見えない微細な分野の研究によって、見えない世界の中のつながりがみえてきて、非常に幅広いマクロの視界と活動を得ることができたこと、また、旧来の説にこだわらない柔軟で独創的な発想と研究姿勢をとっていたためと思われる。それで二度ものノーベル賞に繋がった。

ポーリングから学んだのは、生涯のあくなき探究心と情熱と、旧来の説にとらわれない柔軟で独創的な思考法であった。なにか彼の風貌や考え方には、古代ギリシャの哲人、科学者を思わせるものがあった。

★2.ポーリング博士から研究、学問、科学の原点を学ぶ〜旧説に囚われず自分で検証する

もともと研究、学問の原点は、古代ギリシャにある。
Philosophyの意味は、Philos(愛する)+Sohia(英知)、つまり、【英知を愛する】という意味であり、いまでは、「哲学」と訳されているが、古代ギリシャでは、科学と哲学が融合していた時代であり、学問、科学、研究、哲学を総合した意味だったようだ。一時は分離し、最近、また融合してきた。(そういう意味で、唐突な話だが、【愛知県】の名称、【知を愛する】という県名は、どういう由来か分からないが、最高に良い名前の県名と思っている。愛知県の人がいたら県名の由来を教えて欲しい)

ポーリング博士は英知を愛した人だった。そこから研究に対するあくなき情熱や探究心が生まれた。そして、次々と新しい発見に繋がっていった。いずれにしても、独創的に、しかも、真実を発見、検証するためには、英知を愛し、自分で思考、思索し、個人の(あなたの磨かれた意識しかない。真理と言うのは、自分の意識で、検査し、試験し、論理的に思考するしかない。自分にとっての真実というのは自分自身でしか発見、検証出来ないのだ。
科学、哲学、宗教などで提唱された様々な学説、理論、主張があるが、それらは参考にはなるが、あくまで自分自身でそれを調べ、分析し、思考し、実行したとき、真理かどうかを検証できる。そこで初めて自分にとっての真理を発見できるのだ。

その場合、自分の身体、感覚、精神力を総動員し、検証するのがベストだ。これが最も確実な真実の検証法である。
従来の科学、哲学、宗教になった参考にはするか、それは、時点での知識である。現時点で合っていても、誤りもあるかもしれないからだ。

最終的には、自分自身の検証機能を磨き、これを発見するほかない。これが真理探究の独創的方法である。なぜならば、人間の磨かれた意識こそが最も真実を発見できるからだ。

しかし人間の意識も、間違って妄想になることがあることに注意しなければならない。そして誤りに陥らない最適の方法は、自分自身を知ることだ。高度な検査機能を持つ自分自身のことだ。
そして、誰でも自分自身の中に、宇宙の英知の海と一部分があるので、これを磨き(これを私は賢者の石と呼んでいる)これを磨き感度の高い検証ができるようにする。そうすれば、世の中の有名人と言われる人でも、誰が偽者か、本物かも分かってくる。世の中には、グリム童話の赤頭巾ちゃんに出てくる羊の皮を来た狼のような偽者がいるからだ。

これによって初めて真理、真実を発見でき、独創的な誤りない道を発見できる。なぜならば、真理、真実というのは、自分自身、あなた自身しか証明できないのである。

自分で思考し、検証もしないで他人に任せるのは危険なことである。多くの狼が狙っているからだ。「守・破・離」という言葉がある。最初は守り、ついにそれを破り、やがて独立して離れる、この名人の言葉の道は研究の道にも通じていると思う。

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