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斉藤英治論文 ●怒りのクールな制御法、克服法:怒りの放置は脳、身体に悪い影響を及ぼし、人生を破綻させる

怒りとは激しい感情の一種である。怒りの感情は、脳全体に悪い影響を及ぼし(脳からアドレナリンなどの闘争ホルモンが過剰に出て)、更には、その人の行動、行為、体全体に正常でない反応を起こさせる。従って、怒りは、思わぬ方向に人の行動に誘発させる。怒りは、脳内の火事のようなものであるから、そのままにしておけば、ますます燃え広がり、人を悪い方向、破滅、破綻の方向に持っていく。

従って、怒りを上手に制御するには、やみくもに怒りの感情に入っていくのでなく、できるだけクールに構えて、怒りの原因を突き止めることだ。怒りの原因は、誤った思考である。例えば、「このようなつらいことは、親か教師か、自分以外の誰かのために起こった」と、他人のせいにする誤った思考は、誰か他の人に怒りが向けられ。燃え広がり、そして行動全体が悪い方向に向かう。

従って、怒りの原因となる思考の誤りを自分で正すことである。もしその考えは自分の良心にそむくなら、その考えをまず自分の思考領域から消し去るべきである。じくじくと誤った考えと怒りの中に浸るべきではない。他人のせいにして怒るのは一時的ではあるが結構快楽になる場合があるからだ。

思考が原因、その結果として感情としての怒り、その結果として行動、行為と行くわけであるから、まず怒りという感情が出てきた場合、まずその思考が誤っていないかを調べ、思考を正しくすること考えるべきである。そうすれば怒りは自然に静まっていく。

怒りという感情(馬に相当)だけを鎮めようとするのではなく、それは結構、難しいことであるから、怒りの原因の思考(馬に乗る騎手に相当)を正すことがコツだ。それによって自然に怒りは鎮まり、悪い破滅的行動はしなくなる。。

悪い思考とは、自立、自己責任で、自分の反省、改善、進化に結びつけることを考えようともせずに、他人のせい、環境のせいで、自分がつらい目に会っているという責任転嫁が原因である場合が多い。従って、何か怒りが出てきたら、それを他人のせいにせず、自己責任で、改良点に結びつければ、怒りは収まり、行動は正常に働くようになる。

ひごろこの仕組みを考えておけば、とっさの場合でも、悲劇を防ぐことができる。例えば、誰かと対話して急激に怒りが起こってきた場合でも、とっさ緊急の処置として、反撃や行動を起こす前に、3回でも深呼吸すれば、収まる場合が多い。

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