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斉藤英治論文

レポート書名:

人生は厳しく、過失は避けられないが、恐怖は克服できる。喜びも悲しみもあり味わい深い。その理由。

レポート著者名: 斉藤英治



★1.人生はなぜ厳しく、誤りを犯すか

映画「喜びも悲しみも幾歳月」の題名のように、人生には山あり、谷あり、憩いの場所あり、変化に富んでいる。人生にはとても厳しい面もある。苦しく困難な面がある。とてもハードだ。そして、過失(誤り、失敗、間違い)は避けて通ることが出来ない。なぜであろうか。

なぜなら、人は過失を犯す事によって初めて自分の誤りに気付き、手痛い心の傷を受け、自分の道を修正、進化できるからだ。人間は、試行錯誤しながら進化する。朽ちやすく有限で制約のある物質である肉体を持って生きている限り、そして、その人に進化が期待されている限り、困難に直面し、厳しい場面に直面し、過失を犯し、そこから学び、一歩、進化、前進する。

だから、過失や困難、挑戦は避けてはならない。その中に進化の種が隠されているからだ。せっかく与えられた過失や挑戦を避けてイージーな道だけを行こうとするなら、そこには、進化や刺激もなく、退屈で、鈍重で、病気や苦痛だけが気になる生活しか残らない。だから、失敗、過失、苦痛を恐れず、与えられたチャンスには挑戦して行こう。そこに生きがい、生活のハリ、生きるエネルギーがあるからだ。

★2.恐怖とは何か、恐怖の克服

このように、人生には、困難はあるが、恐怖はない。恐怖とは、特に、誤った考えの中で、死に直面した時起こる激しい感情である。例えば、何かに事故、災難、病気などで、自分の死に直面し、自分の大事な肉体も心が破壊され、得体も知れない無間地獄にでも落ちていくのではないかという激しい恐れの感情である。

このような誤った考えから、恐怖が生まれる。この世には、場所としての地獄も天国も存在しない。地獄とか天国とか言うのは、場所ではなく人間の自ら作り出した自分の心の状態であるから、自分で制御できる。
つまり、自分の心の状態を、地獄のような状態から天国のような状態に自分で変化させることができる。
(既報、斉藤論文 http://esaitou.c.ooco.jp/080802tengoku.html )

★3.多くの人が最大の恐怖と考える『死』とはなにか、死の意味と克服

また、死とは、自分の肉体も心も魂も精神もすべてが破壊され消失するというのも大きな間違いだ。確かに、自分の古い衣服である肉体、心、魂は古くなったら、死と共に、脱ぎ捨てる。しかし、自分の本体である精神(SQ)は、永遠に進化しつつ生きていき、次の衣服が与えられていき、宇宙の一部として完成に向かう。

だから、これを理解すれば、死への恐怖はない。死は今生の卒業式のようなものであって、次の学年に向けての希望はあっても、栄えある卒業式を恐怖の中で迎えるというのは、おかしい誤った考えからくる。

★4.人生は困難、悲しみだけでなく、喜びが交互にくることが面白いところだ。

ただ、人生は困難、過失の連続だけでは、人は持たない。一日にも緊張(活動)と弛緩(睡眠)のサイクルバランスがあり、それが交互に来て、前進していくように、人生にも喜びと悲しみが交互に来るバランスがある。砂糖と塩があって美味しい味付けになるのであって、砂糖だけの味付けでは食べられない。酸いも甘いも味わいながら、味わい深い人生を楽しんでいこう。ご同輩。

【レポート著者 略歴】
斉藤英治
健康英知研究所 所長 医学博士
武田薬品工業にてビタミンと脳科学の研究開発を経て現職。
日本綜合医学会常任理事、日本健康科学学会理事
IMGS大学院大学教授(メンター:指導者、助言者修士養成校)を歴任。
著書に「王様の速読術」(ダイヤモンド社)等39冊67万部
連絡先 健康英知研究所 http://www.saitohope.com


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