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斉藤英治論文  ●世界で最良、最大、不滅の価値あるものは何でしょう? ベストランキング1位は、「愛の知識と実践」、理由:愛は生命と生命を繋ぐ鎖

★1.地球社会の現状〜洞爺湖サミットが終わって

1)美しき洞爺湖を背景にした洞爺湖サミットは終わった。日米露、EUを含むサミット先進6カ国はじめ中国、インド、ブラジルなど世界のリーダーが集った洞爺湖サミットでのメインテーマの一つが地球温暖化防止策であった。その評価は分かれるところだが、世界のリーダーに最も必要とされていたのは、地球住民の子々孫々に美しき地球を遺そうという愛ではなかったか。相変わらず、人や国のエゴが衝突し、うまくまとめることができないことは歯がゆいところだ。これが自分を含めた地球人類の知的レベルと実力かと思うと情けなくなる。

2)世の中の状態はますます複雑化し、情報、知識は、増加し、氾濫する中で、世の中で、最も重要な知識は何か、その答えを言えと問われれば、ランキング第一位は、「愛に関する知識とその実践」(心、精神の象徴)、ランキング第二位は、「経済、お金(物質、身体の象徴)」と考える。精神的な心と物質的な肉体を持つ我々人間にとってこの両者は車の両輪だ。どちらにも偏ってはならない。

3)ここで言う「愛」とは、我々を含む宇宙、万物を流れる普遍的な愛(英語love、ドイツ語 liebe)のことであり、誰でも愛の実践によって、幸福を獲得できるという万物普遍の法則である。

4)愛と科学は無関係と思う人もいるかも知れないが、それは無機質なニュートン物理学の影響であって、その後、アインシュタインや眼に見えない分野を研究する量子物理学の確立以降の最新の科学は飛躍的に進歩しており、愛が科学的に解明されつつある。

5)確かに、現在の地球社会は、物質の象徴であるお金(金融資本)を中心に回っている資本主義経済の真っ只中にある。世界中がお金を求めて血眼になっている。物質の中で生きている以上、お金や経済も大事だが、それだけに偏ると、愛の欠如による人間の利己主義、物質主義が主原因の地球温暖化、環境破壊による人類崩壊の危機に進むリスクが出てくる。その前に、間に合って、人類にとって、この最も重要な愛の分野の研究が進んで欲しいと切に願っている。私も微力ながらこの分野の研究を進めている。
(※写真は、今年の夏山登山、伊吹山1377m,筆者撮影。高嶺の山は険しいけれど、この美しき自然を子々孫々に遺して行こうとの願いつつ登る)

7)ぬるま湯の中の蛙が湯の中から飛び出ることが出来なくなるように、地球も臨界点に達してからでは取り返しが付かなくなり遅いのだ。私自身も、子々孫々に美しい地球と言う住家、宇宙船地球号を遺せないなら、人間としての資格はないではないかと焦り気味だ。

★2.先端科学が切り開く愛と魅惑の地球、宇宙の再発見

1)その一方で、明るい希望もある。科学で未来を切り開こうとしている、三人の世界的な研究者の研究成果に注目している。

2)一人は、ハーバード大学物理学教授のリサ・ランドール博士。宇宙には五次元の時空があることを説明した最近の著書「ワープする宇宙〜五次元時空の謎を解く」(NHK出版)は世界的なベストセラーとなった。彼女はそのすぐれた先端的研究実績だけでなく美人教授として名高い。東京大学での講演の様子はNHKテレビでも紹介され、YouTubeでも検索して講演を見ることができる。

3)二人目は、MIT(マサチューセッツ工科大)機械工学のセス・ロイド教授。量子コンピュータ工学の世界的研究者。著書「宇宙をプログラムする宇宙」”Programming the Universe, A Quantum Computer Scientist Takes on the Cosmos”専攻の量子コンピュータの立場から、宇宙は無機質ではなく、エントロピーと言う情報を駆使して、自らプログラミングして進化していると述べている。

4)三人目は、システム科学の代表的研究者のアーヴィン・ラズロ。ニューヨーク州立大学教授、環境問題のあの京都議定書を生んだローマクラブ参画を経て、世界賢人会議(ブタペスト会議)主宰、ノーベル賞候補にノミネート。
彼の専門とする、システム科学、量子物理学から見ると、我々の住む宇宙は無機質、無生物の無味乾燥な宇宙ではなく、英知の海に満たされた魅惑の宇宙であると述べている。

【参考文献(彼の著書)】 下記ほか30数冊がある。

・「進化の総合真理〜宇宙、物質、生命、社会、精神を繋ぐ総合真理。自然体系の進化を支配する法則はまた、人類社会の発達も支配する。」Evolution, The general Theory
・「生ける宇宙」Science and the Reenchantment of the Cosmos(書名直訳:科学と魅惑の宇宙)
・「叡知の海 宇宙〜物質・生命・意識の統合理論をもとめて」
  Science and the Akashic Field, An Integral Theory of Everything

★3.ネットワーク社会で、生命を繋ぐ鎖として愛の重要性はますます増大

1)上述のように先進科学の進歩によって、愛とは、もっと広く、宇宙全体に広がっている生命の源泉でありエネルギーであり、生命と生命を繋ぐいのちの鎖であることが解明されつつある。つまり、愛なくしては、人間も宇宙も生命を失ってしまう。逆に言えば、愛によって、宇宙は完成に向かう。

2)特に、ウェブ革命によって、グーグル、Yahoo!などによるウェブ・ネットワーク社会が急速に発展しつつある地球社会において、これから何を基盤として進むかを考えていく場合、つまり、地球社会が崩壊に向かわず、人間も宇宙も進化し完成に向かうために、最も重要なのは愛と愛の実践であり、この知識であることを第1の基本方針として、進むことを提案したい。我々の子々孫々に美しき地球という住処を遺していくためにも。

3)具体的に、愛とは何かについて、私が一番好きな言葉は、下記の聖書の言葉である。(私は無宗教だが、聖書の中にも、仏典の中にも、古典の中にも、科学書の中にも見出される人間の英知の珠玉のような言葉を公平に大切にしたいと考えている)

・・もし愛がなければ、私は無に等しい。
・・もし愛がなければ、いっさいは無益である。
愛は寛容であり、愛は情(なさけ)深い。
また、ねたむことをしない。
愛は高ぶらない。誇らない。無作法をしない。自分の利益を求めない。
いらだたない。恨みをいだかない。
不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
愛はいつまでも絶えることがない。
(新約聖書、コリント人への第1の手紙13章より)
have not love, I am nothing.
have not love, I gain nothing.
Love is patient and kind:
love is not jealous or boastful;
it is not arrogant or rude.
Love does not insist on its own way;
it is not irritable or resentful:
it does not rejoice at wrong, but rejoices in the right.
Love bears all things, believes all things, hopes all things, endures all things.
Love never ends;

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