HOME 健康英知研究所 (旧称  健康英知研究所)代表 斉藤英治

斉藤英治論文 ●社会、地球を健康にする健康医学とは
〜誰もが頭を痛める病巣【日本、世界で多発する様々な事件など社会問題】に対する対応の仕方、解決できる思考法


★1.社会の病巣とそれを健康にする医学概論

私が提唱している健康医学とは、人間の心や身体、精神の健康だけでなく、人間などで構成されるシステムである社会、日本、地球、世界の健康にいかに寄与していくか、市民、国民一人ひとりが一緒に考えていこうという市民、国民の医学である。何故なら、環境悪化が進む今日、自分だけの健康と言うことはあり得ず、環境が健康になって初めて本来の健康を取り戻すことができる面もあるからだ。人間、社会、日本、地球、世界、これらは、大小の違いはあってもすべて相似形のシステム体であり、原因から遡っての予防、治療、健康化の手法を適用できそうだ。(写真は、琵琶湖近辺の名山、伊吹山1377mの高山植物。美しき地球の健康を願って、今年の夏休みに筆者が登山、撮影)

最近、日本でも世界でも頭の痛いいろいろ困難な問題が起こっている。年金問題、後期高齢者問題、犯罪、殺人、外国との領土摩擦、官僚の汚職、無駄遣いなどなど。

これらを見るとき、政府は何をしている、マスコミが何をしている、官僚は・・、社会保険庁は、厚生労働省は、国土交通省は、政治家は・・・、テレビのコメンテーターは・・・、日本は・・・、あの国は・・・、この国は・・・、世界はどうなるのと、誰でも憤ることしきりである。いくら憤っても何も出来ない自分に無力を感じる。

★2.社会の名外科医の著書を辿り、彼の手技に学ぶ

この点、日本社会の病巣を分析し、処置法を提案してきた一人の社会学者(社会の医師?)に注目している。日本の社会構造を客観的に外人記者としての鋭い目で分析し、次々と著書を出したカレル・ヴァン・ウォルフレン氏である。ちなみに、ウォルフレン氏は、オランダの高級紙の特派員として、長年、日本に在住し、一時、日本外国特派員協会の会長を務め、オランダのジャーナリズム最高賞(オランダ賞)を受賞、現、オランダ、アムステル大学教授。

そこで、私は、彼の日本分析の著書(下記)などを私は次々と購入し、読み、日本社会と照合した。下記の書名からも分かるように、日本の社会構造を鋭く分析したものであり、大方、納得のいく内容であった。彼の著書を辿っていくと、彼が考える日本社会の病巣と原因、予防法、治療法が分かる。下記のような彼の著書の書名を見ただけでも、各自が考えるための参考にはなるだろう。

「日本権力構造のナゾ」、(上巻420頁、下巻394頁の大冊)(早川書房刊)
  (本書は世界10カ国語以上に訳され、世界的ベストセラーとなった)

・「人間を幸福にしない日本というシステム」(毎日新聞社刊)

・「なぜ日本人は日本を愛せないのか」(毎日新聞社刊)

・「民は愚かに保て〜日本 官僚、大新聞の本音」
(小学館刊)


★3.結論:誰でも出来る最も確実な予防と治療策〜国民各自が自ら考え、選挙などで正しい人を選ぶこと

そして、自分ひとりでは何もできない。どうしたら良いであろうかと無力感があったとき、最後に結論のようにして、出会ったのが、彼の下記の本だった。

・「支配者を支配せよ」(毎日新聞社刊)
(英語書名"How toControl Japanese Power Holders:The Election and What Comes After It"
(英語書名の直訳「どのようにして日本の権力者をコントロールするか。選挙とその結果がもたらすもの」

結局は、我々国民の個人個人は弱いかもしれないが、選挙で国の政治を行う国会議員を選ぶという権限があり、これを行使することが出来ること。選挙の一票を投じる重要性と責任をいまさらながら認識した。この一票が国を制するのである。

そのほか、この分野の様々な本を読んだが、極め付きは、青山繁晴氏の著書「日中の興亡」(PHP研究所刊)の中の一節であった。氏は、共同通信政治部記者、三菱総合研究所研究員を経て、独立総合研究所を設立した気鋭のジャーナリストである。

「・・・もう一度言う。ほんとうの最終責任者はわたしたちしかいない。それだから、ひとりひとりが自分の頭で考え、役人や政治家に考えてもらおうとはしない。・・・われらが背負ってこそ、わたしたちの子々孫々にこの祖国を手渡していくことができる。だから、この書も、つたない講演も、メディアでの発言もすべて、ふつうの市民が自分の頭で考えるきっかけづくりに捧げる」(同書17-18頁)

このようにして、国政や社会問題に対する自己責任の重大さを再度認識すると共に、まさに、このメルマガもHPの目的も同様にすべての問題について、読者各自が自分の頭で考えて行動するための一助になるために発行しているものであることを再確認したのだった。

HOME 健康英知研究所 (旧称  健康英知研究所)代表 斉藤英治