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斉藤英治論文  ●脳科学シリーズ〜心の病・精神病を防ぐ思考法
             〜メンタル・ケアの自己実践法

★1.精神病、心の病とはなにか

精神病(mental disease)は非常に繊細、複雑で、デリケートな人間のメンタルの病なので、定義は様々である。従って、ここでは最新のwikipedia百科事典の定義に基づき、その原因から遡って分類して行こう。原因としては、心因性(心が原因)、内因性(内部が原因)、外因性(外部が原因)の三つの原因かその複合体と言われている。三つの原因による心の病・精神病の分類については、最下段の分類表参照

★2.心因性の心の病が発症するプロセス

1)ここでは、心に原因が由来する心因性と、複合体である内因性を中心に予防策を考えてみたい。
上記のように、外因性は、心以外の原因から来る原因を取り除く必要があるため、別の機会に、述べたい。

2)心因性の名前は心が原因である。それではどのような経過をたどるのであろうか。

3)図(スライド)のように、心の外部や内部からストレスや刺激が来ると、本人の心の領域、つまり、思考や感情の領域の中で、怒り、心配、悩み、苦痛、などが発生した場合、それを上手に処理できないで、いつまでもこの中に浸っていると、思考の状態が否定的なマイナス思考になってくる。その結果、感情が悲しみや苦しみに満たされる。

4)その結果、そのような感情は、脳にダメージを与え、さらに自律神経を通して身体に伝わり、胃腸障害、肝臓障害、腎臓障害など身体の不調を引き起こす。これらは自律神経失調症、心身病の原因となる。

5)その結果、心身全体が重く鈍重となり、痛みに敏感となり、意欲喪失、無関心、無気力の状態となり、これが悪循環して、心と脳と体を痛める。

★3.予防、解決法する思考法

1)したがってこれを解決するには、またこれを予防するには、その根本原因である心の中の思考の整理と感情の制御を行うことである。

2)根本原因は、本人の心の状態にあるのだから、本人が、心の状態を、否定的マイナス思考から、中性・プラス思考に持っていかなければならない。

3)つまり、心の中でじくじくと悲しみや悩みに浸らず、積極的に前向きにその対策を考える。つまりハウマッチ思考(いかに多く悩んでいるかばかり考える)から、ハウツー思考(どのように解決するか、前向きに考える)に気持ちを切り替える。

4)同時に、身体を動かして運動したり、外出、散歩したり、歌を歌ったりして、体を活発にして、気分転換に努める

5)このようなことで思考と感情をマイナス思考から、中性プラス思考に戻す努力をする。

6)中性プラス思考とは、何でも行け行けドンドンと無理に強いて持っていこうとするのではなく、冷静に、心を整理し、前向きに対策を考えてくことである。

7)このようなことは本人が日頃考えれば未然に防ぐことができる。 不幸にして心の病に至った場合には、それは本人のこころの問題なのだから、まず、本人自身の思考が自立して、治る、治そうという強い意思を持ち、上記の良循環に持っていくのがベストである。助力者、治療者は、このような本人の自立を助けるように、愛情をもって接することがベストである。

8)なお、心が病むの人は、感情が豊かで敏感な人が多いのだから、この点について自分は頭が悪いなどど劣等感を持つ必要なない。

注)表 三つの原因から分類した精神病の種類】

■A)心因(心が原因)を主とする精神病 
心因性精神病は、ストレスなどの心的要因によって起こった、強い反応性の障害である。急性、一過性、感応性妄想性障害 、人格の解体・現実検討能力の著しい障害などがある。

■B)内因性精神病
内因性精神病は、原因が脳自体にあると思われるが、いまだに原因が明確には解明されていない精神病である。
たとえば内因性精神病の代表である統合失調症は、先天的な脆弱性のあるところに環境的な要因が加わって発症するとされている。

■C)外因性精神病
外因性精神病は、原因が非心因性に認められる精神病である。日本では従来、外因性精神病は器質精神病(広義)と呼ばれ、次の4分類がなされてきた。
 ◆1.・器質精神病(狭義) 中枢神経細胞自体の障害による。 次のような原因がある。
    ・中枢神経の変性 (アルツハイマー病、パーキンソン病、など)
    ・脳血管障害 (脳梗塞、脳出血など)。 頭部外傷 :脳炎
 ◆2.症状精神病 :感染などの脳以外の身体疾患によって現れる。
 ◆3.てんかん :今日では精神病に含めない。
 ◆4.中毒精神病 :アルコール・覚せい剤・大麻などの物質に誘発される。
                               (以上、最新のwikipedia百科事典より抜粋、要約)

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