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斉藤英治論文 ●「幸福と報酬は勇気ある仕事によって得られる
   〜苦悩と犯罪は、背信と不労によって得られる」


1)上記の言葉は、夏目漱石が心酔したと言われる英国のジョン・ラスキン(1819-1900、美術評論家、オックスフォード大学教授)が遺した言葉を筆者が要約したものだ。いまなお、真実な言葉であろう。

2)いま世の中では、不平、不満、矛盾だらけである。後期高齢者問題や年金問題、補助金の減額、経済格差の増大などなど。

3)ジョン・ラスキンが言うように、このような困難な時でも、なんといっても、自分がいま置かれている場所で、正しいと思う道に向かってまじめに勇気ある有意義な仕事をするときの満足感や達成感は何事にも変えがたい。これが幸福というものであろう。たとえ、その仕事の報酬の額は少なくとも、正当に働いた時に与えられる報酬の喜びは大きい。

4)ジョン・ラスキンが言うように、背信(真実、信義に背いた)行為によって、また、汗水を垂らして働かずに、楽をして、お金を得よう、他人を蹴落としてでも、飽くことなくより多くのお金を得ようと言った、現代特有の物質的で貪欲な、利己的考えの中には、奥深い満足も喜びも生まれない。このような中からは、不平、不満、苦悩、不安が噴出し、また終には犯罪の温床となる。

5)日本の諺にもあるとおり、「小人閑居をなして不善をなす」、何もやることがないとついつい悪いことを考えてしまうようだ。また不平、不満が吹き出てくる。

6)いま複雑な世の中で、難しいことだが、日々試行錯誤しながらも、平凡であっても、自分の正しいと信ずる道を、真面目に精一杯努力して仕事をしていく。そして、休みの時に心を豊かにする勉強をする。こんな平凡な日常生活の中に、本当の幸福と安らぎがあるようである。なぜなら、これを繰り返すうちに長い年月を得て、人は進歩、進化していくからだ。

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