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斉藤英治随想  ●二十才代の「新日本人」の生き方に共感
〜物質(お金)偏重の時代から、物質(お金)と精神(心)の調和に向かっている頼もしい若人たち


★1.二十才代の「新日本人」の生き方に共感
1)先日、テレビ(テレビ東京系列)で、久米宏の経済スペシャル「新日本人現る」をやっていた。新日本人とは、20才代の若い人たちのことで、次のように定義されていた。
 ・団塊の世代:60才代、
 ・新人類:45才代、
 ・団塊ジュニア30才代、
 ・新日本人20才代、
 ・新人類ジュニア15才代


2)二十才代の「新日本人」 は、ちょっと変わっているとのこと。例えば、
  ・酒は飲まない(三人に一人は飲まない)、
  ・車乗らない(車はデートの必需品と考えるのは、わずか、2.8%)、
  ・海外旅行に行かない(166万人減少)
  ・お金は使わないが、パソコンなどが好き
  ・外で酒を飲むより家でじっとしているほうが落ち着く
  ・老後や万一に備えて貯金をする(今後の社会に不安を持ち)
  ・株取引で100億円を儲けても、簡単な食事(うどんをすする)
  ・結構、環境問題や自己実現、社会貢献なども考えている

3)70歳台のコメンテーターが、彼らが酒も飲まずお金も使わず、かわいそうだと言っていたが、逆に、20才代の新日本人から見れば、ものの豊かさとお金を求めて、猛烈に働かされてきた古い世代の人たちがかわいそうと見えるらしい。
4)団塊の世代を過ぎた、68歳の私ではあるが、20才代の人たちの考えに心から共感し、涙が出るほどだった。よくぞ、ここまで考えてきたんだと賞賛のエールを送りたい。

★2.物質(お金)偏重の時代から、物質(お金)と精神(心)の調和に向かっている頼もしい若人たち

1)世の経済評論家達は言う。お金を使わねば何の楽しみか。お金を使ってもらわなければ、消費は落ち込み、経済成長率、GNPは落ち込み、国際競争力は落ち込み、企業業績は落ち込み、日本の将来は暗いと。

2)本当にそうであろうか?このような若人が育って、日本の将来は暗いだろうか。私はそうは思わない。むしろ、このような若人は本質をみているのだ。物質とその象徴のお金だけでは虚しいことを。それだけに踊らされている生活は虚しいことを若人は知っているのだ。

3)いまの世の中で、物質とその象徴のお金の豊かさが心の豊かさだと勘違いをしていないか。世界中がこのような物欲的な考えに毒されている。世界中がこのように思い込み、貪欲の中に生き、飽くことなく貪欲を追求し、自分を忙しく虚しくしている。「忙しい」とは、心を滅ぼすと書く。外見は豊かなようでも、心は貧困の中にある。このような状態では、いつも落ち着き無く、焦り、不安と心配で、不幸感と虚無感の中にある。

4)もうそろそろ物質とその象徴のお金万能主義から卒業すべき時ではないだろうか。北欧や世界の知識人の一部は卒業しつつあるではないか。確かに、我々は物質である肉体を持っている以上、それを維持するために物質とお金も大事だ。物質(お金)、と精神(こころ)は両方とも大事であり、車の両輪である。若人はそのことに気付き始めている。そこで、私は経済指標として、お金だけでなく精神の両方の健全性を測定できるバランスシート(貸借対照表)を提案した。
斉藤論文「地球温暖化、環境破壊などで破綻しつつある地球社会への処方箋〜新バランスシート(貸借対照表)の緊急提言〜
http://esaitou.c.ooco.jp/080202sihon.html

5)このことに気付けば、物質の貪欲の中に生きてきた見えない部分が見えてくる。いま地球は物質の貪欲の中で環境を悪化させ、あぶない状況にあることが見えてくる。そして自分の生かされている場所での自分の使命と役割が見えてくる。物質だけでなく心を豊かにする方法も見えてくる。ライフワークも生きがいも見えてくる。心の豊かさ、自由、調和、幸福、充実感も見えてくる。いま二十代の「新日本人」が不安がって将来に備えて貯金などをしているのは、彼らより年配の人たちが、これらのビジョンを示せないでいるからだ。

6)二十代の「新日本人」は、この入り口まで到達してきた。いまから本格的生き方のスタートダッシュが始まる。若人に、心から共感とエールを送りたい。我々彼らより年配の世代は、彼らと彼らより若い世代の人のため、彼らが将来に明るい展望を持ち、もっと物質的にも精神的にも快適にビジョンを持って生きれるように、この地球と言う住居を整えるべきではないだろうか。

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