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斉藤英治随想〜脳科学シリーズ

心が体に関与する病気〜心身症のメカニズムと予防対策(その1)

★1.心身症とはなにか。
心身症とは、wikipedia百科事典によれば、下記のように心の関与が大きい身体疾患のことを言う。これを前提に、この論文では、心と身体だけでなく、人が持つ意識や思考、行動、環境との相互関連も考慮した、言わば、【総合的心身症】のメカニズムと予防対策について考察する。

心身症とは(wikipedia百科事典より)

■心身症(しんしんしょう)とは、こころの問題の関与が大きい身体疾患の総称。
精神の持続的な緊張やストレスによって発生する。身体的な検査で実際に異常を認めることも多い身体疾患であるが、症状の発生や、症状の増悪に心因が影響している疾患をさす。
■定義
心身症とは身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害がみとめられる病態をいう。ただし神経症やうつ病など他の精神障害にともなう身体症状は除外する。(日本心身医学会 1991年)
■主な心身症
下記のような疾患は、心身症としての要素を持っていることがある(注意:ただし、これらの疾患に罹患している患者すべてが心身症な訳ではない)。
過敏性腸症候群 、胃潰瘍 、狭心症 、生理不順 、高血圧 、気管支喘息 、不整脈 、緊張性頭痛

★2.心身症予防のカギは、心の持ち方、つまり、思考法

人は、考えるとおりのものになっていく。
斉藤論文「運命は自分で創れるか?」の中で、私は次のように述べた。http://esaitou.c.ooco.jp/071110unmei.html
「その秘訣は、脳で考える思考にある。17世紀のフランスの哲学者、科学者の父とも言われるデカルトは、言った。
「我思う、故に我あり」 【注:”Je pense, donc je suis(フランス語)、 Ich denke,also bin ich(ドイツ語)、 I think, therefore I am(英語)】

脳もそれと同様であり、表面意識で、何度も同じことを考えていると、それは、潜在意識に沈潜し、固定化された思考様式(鋳型、金型)を形成し、その思考様式(鋳型、金型)のとおりに、自動的に、人格、人生、行動が創られていく。

つまり、図のように、脳内の意識領域で異常な思考をすると、脳内の心の領域で異常な感情となり、それは、身体領域で異常な状態、病気、心身症として表れてくる。

次号にて、このメカニズムと予防法を更に詳しく探求していこう・・・・・(次号に続く)

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