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斉藤英治随想

脳科学シリーズ●失敗、間違い、過失の積極的な意味と活用


1)人は、間違いを起こすと、落胆したり、悲しんだり、悲嘆にくれたり、憂鬱になったり、立ち直れないほど打ちのめされたりする。

2)しかし、間違いの積極的意味を考えれば、立ち直れないほど打ちのめされることもなく、一時的に悲しむことはあっても、立ち直ることが出来、むしろ、間違いによって、一歩、前進することができる。

3)間違いの積極的意味とは、次のようなものだ。人はAという特定分野の間違いを犯すことによって、Aという特定分野のより深い理解と認識を得ることができる。そして、Aという特定分野において、一歩階段を上がり、進歩する。この理解と認識を得ると、二度と同一の誤りを犯すこともない。

4)これは脳科学からも説明できる。脳内の学習神経回路の最小単位であるモジュールの神経回路が、失敗からの学習によって、逐次、軌道修正されることを意味する。モジュールとは、3万〜4万のニューロン(神経細胞)の固まりであり、特定の機能を持つ小さな神経回路ネットワークである。(詳しくは斉藤論文「脳科学から見た〜重要・難解・大規模な知識・知恵のマスター法」参照
http://esaitou.c.ooco.jp/070630nankaichie.htm )

5)例えば、身近な例で、あるレストランに行って、メニューの中から料理を注文するとする。いつも同じ、好きな料理を注文するならば、その好きな料理の世界しか知ることができない。食べたこともない料理Aを注文するのは、間違いを犯すリスクがあるが、新しい味を発見する機会でもある。失敗するかも知れないが、少なくとも料理Aの世界と本質を知ることができる。

6)仕事でもプライベートな生活でも、これと同じであり、未知の世界に飛び込み、失敗を冒すリスクはあっても、飛び込むべきときは飛び込まないと、新しい発見や価値は生まれない。

7)失敗を恐れて何もしない臆病者は、得ることが少なく、無気力、無関心、空虚な人生を作る。

8)必要と感じたならば、失敗を恐れず、失敗の積極的意味を活用し、新しいことにチャレンジしていく勇気が人生を豊かにする。

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