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斉藤英治随想

●脳科学から見た自制心、克己心を養うとは何か〜勝利と幸福を獲得し、敗北、不幸、犯罪、自殺を防ぐメカニズム

1)オリンピック選手などが良く口にする言葉がある。「勝利するためには、まず自分に勝つことだ」と。つまり、克己心、自制心のことだ。また、世の中では、敗北感、不幸感、悩み、犯罪、自殺などが増加している。これを防ぐのが克己心、自制心だ。

2)そこで、克己心、自制心の強め方をを脳科学的に説明してみよう。図のように、人の意識は、次の三種の意識があり、相互に密接に関連し、意識の統合体を形成している。IQ(脳)系の表面意識、EQ(心)系の潜在意識、そして、その内奥にあるSQ(英知・良心)系の内奥意識の三つである。

3)このIQ(脳)系の表面意識は、そのとき、与えられている問題を解決するため、思考し、判断し、結論を出し、問題を解決に向けて行動する。これが物質的表面意識の思考と行動である。

4)この脳による表面意識の思考と行動は、物質的な脳で行われる制約もあり、論理、非論理が混在しているため、いつも正しい思考、行動が出来るとは限らない。我欲や利己心はここで発生し、うまく制御されないと、我欲や利己心が増長、爆発し、他人や自然を害したり、最悪の場合、災害、犯罪、自殺などに結びつく場合も出てくる。

5)この表面意識(IQ)を制御しているのが、心(EQ)である。心は、感情や情緒であり、自分や他人の心や環境も分かるので、心(EQ)のパワーをあげれば、人間関係などもうまくいく。事故などもある程度まで防げる。

6)しかし、心(EQ:Emotion)は感情、情緒なので、「情に流される」とあるように、流動しやすく、視野もそれほど広くなく、身近な自分の周辺を理解でき、人間関係はめっぽう良くなるが、これだけでは、広い視野を持たないため、自分と自分の仲間や所属会社、自国だけがよければそれでよしとする「グループエゴ」、「会社エゴ」になりやすい。

7)そこで、この心(EQ)をうまく制御して正しい方向に導くのが、内奥意識の英知・良心(SQ)である。この英知・良心は、視野が広く、ものごとの本質を見るので、こころ(EQ)や脳(IQ)を正しい成功する方向に導く。つまり、内なる声、良心のささやきと言ったものだ。

8)従って、この英知・良心(SQ)の部分を豊かにしていけば、自然に、心(EQ)が正しく豊かになり、正しい豊かな心(EQ)は、脳の表面意識を、さらには思考と行動を正しく豊かにしていく。その結果、勝利と幸福を作り出していく。この英知・良心(SQ)の部分を私は賢者の石と名づけた。

9)これが自制心、克己心を養い、勝利と幸福に至るプロセスである。

10)逆に、自分の英知・良心(SQ)部分を養うことを忘れ貧弱のままにしておくと、心(EQ),表面意識(IQ)への制御がおろそかになり、自制心、克己心が貧弱となり、正しい方向への思考と行動が出来にくくなり、敗北、不幸、災害、ひいては、犯罪、自殺にいたる場合もある。このような悲劇を防止するためにも、英知・良心(SQ)の部分を豊かにし、自制心、克己心を養うことが大切だ。

11)なお、英知・良心(SQ)(賢者の石)を高める技術については、これまでも私のメルマガやホームページで何度も述べてきたし、これからも述べていくつもりだ。(賢者の石はあなたの心の中にあり)http://esaitou.c.ooco.jp/070812kenjaIsi.html

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