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斉藤英治随想 

自殺は問題を解決しない愚かな行為

1)最近、自殺が多い。大の大人の政治家や官僚、企業幹部、子供までが自殺をする。自殺は生と死に関する無知のため、自分の貴重な生命を絶つという極めて愚かな行為である。賢明な人は自殺をしない。

2)なぜなら、自殺は、問題を決して解決しないからだ。苦悩や間違い、借金、責任、問題、苦しみなど、すべての問題を決して解決しない。むしろ、折角、解ける問題の解決を先延ばしし、未解決の苦しみを長引かせるだけのことである。

3)江戸時代の碩学、佐藤一斉が名著[言志四録]で述べているように、生と死は、覚醒(昼)と睡眠(夜)に似ている。人は、人生を生きたら、どんな人でも必ず死ぬ。昼に起きて活動したら、夜眠るのと同じだ。夜寝たら、次の新しい肉体を纏った次の新しい人生(再生)が待っている。

4)昼に、問題が与えられ、その解決法を考え、解くことができる機会が与えられているのに、その貴重な機会を放棄し、解決せずに、寝てしまったら、どうなるだろうか。また、次の日に同じ問題が与えられ、それを解くまで、何度でも、延々と未解決の苦痛が続く。つまり、解決できるまで、苦しい再試験が延々と続く。つまり、自殺は問題を解く好機を放棄することだから、その人の苦痛を増し、進化を遅らせる極めて愚かな行為だ。

5)このように生と死の意味を知ったら、生を誠実に生きて、大きな人生の収穫を得ることが出来る。また、死への不要な恐怖や妄想や焦りもなくなる。だれも睡眠を怖がる人はいないように、やがて、眠り、充分な睡眠をとり、次の日の新鮮な活動に備えるように、自然に来る睡眠を待ち望むように、自然に訪れる死を待ち望み、充実した生を生きるようになる。

6)眠った後、何も無いと考える人に比べて、眠った後、また、新しい新鮮な楽しい生がやってくると考える人は、生の充実度、希望、楽しみが飛躍的に増加する。
健康な人が日中、充分に活動し、安らかな睡眠をとり、さわやかな朝を迎えるように。

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