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脳と心の健康医学

〜いつまでも若く幸せに〜
PPP〜K!(ピンピンピ〜ンこれから!)の
人生を送ろう! 

                    斉藤英治

皆さん。こんにちは。これは、2003年、日本健康科学学会関西支部において、私が大会長講演をした時の講演や、6月の医学会大会で600人の参加者を前にしての私の講演、更には、2004年11月、京都大学・時計台記念講堂にて開催の健康医学学会での私の講演をもとに、エッセーにして、まとめたものです。この拙文が、少しでも皆さんの健康向上と若返りにお役に立てば幸いです。

★【健康の新しい定義、図1】
今、世界では、WHO(世界保健機構)での健康の定義が改定される方向に進んでおります。身体の健康、こころの健康、社会的な健康に加えて、スピリチュアルな健康(つまり、精神的高みの健康、これを私は英知指数、SQ:Spiritual Quotientと名づけました)、+ダイナミック(活動的)な健康。これが健康の五大尺度。

★【精神、心がしっかりすれば、脳も身体も健康になる、図2】体、脳、心、精神の関係をよく見ますと、体は、脳から神経系、免疫系、ホルモン系などを通して命令を受け、脳に報告しているわけです。つまり、体の上司が脳です。脳は、その上位に心に報告し、心から命令を受ける。さらに、心と言うのは結構、感情的で、そんなに完全なものではありません。皆さんの本当の本質は、つまり精神、スピリット、これが心に指令しています。つまり、皆さんのからだや脳、こころの最高責任者は、皆さんの本体、本質である精神(SQ)であるわけです。これが人体の自然な命令系統であり、秩序です。

ですから、精神(SQ)がしっかりしておれば、精神から自然に命令が心(EQ)に出て、心が脳(IQ)のほうに指令して、脳が体(BQ)のほうに指令するという秩序になっています。

ところが、なかなか、その命令系統が乱れてきましてですね、逆に、体のほうが偉くなったりして、脳に反逆したり、命令したりしてくる、この命令系統が乱れると、精神病とかうつ病とかになってきます。精神に対して、心が言う事を聞かない状態です。

次に、心と脳の関係が乱れると、自己免疫症、心身症、リューマチそういったものになってくる。脳と体の命令系統が乱れると、自律神経失調症などが起こってくる。このように人体に備わった自然の秩序が乱れることにより、多くの病気が起こるわけです。ですから、最も大切なのは、皆さんの本体、本質、精神的知能指数(SQ)を高めることにあります。それによって、心身全体が調和して、最高の健康と若さを発揮してきます。

★【精神的知能指数(SQ)の高め方】精神的知能指数SQ、この指標ですね、その一例をあげれば、自分の生きている意味と価値がわかったか、生きがいが見えてきたか、自分の使命と役割がわかったか、総合的にものを見れたか、地球的視野、宇宙的視野で物事を見れるか。自分の意味と価値が分かり、生きがいや人生目標や夢が見えてきて、それを実践していくとき、SQ、精神的な最も高い指標となり、総合的健康と若さの原動力となるわけです。

精神の知能指数の高め方は、体の場合は良質な栄養素の吸収とか食事法の選択、工夫によって健康が高まるように、精神的知能指数は、例えば、良い本を読む、良い番組を見る、良いお話を聞くとかいうことによって良質な知識を摂取する、学習法の選択と工夫。

身体の栄養の消化と共に同じように、こころに入れた知識の消化し、そしてこれを加工し、アイデアとして新しく創造し、発信、表現する。体に適切な運動が必要なように、精神的知能指数を高めるためには、理想の探求と実践、行動と言ったこころの運動も必要です。

★【図:脳細胞ネットワークは歳を取るほど充実する】それを達成するための大事な道具が脳です。脳細胞は、各人1000億個の脳細胞があります。大切なのは、脳細胞の数よりも、脳細胞から伸びる神経繊維とシナプス(接合部位)、これは後天的に楽しい勉強によって、何歳になっても、あとからぐんぐん伸びていきます。一つの脳細胞から1000本、神経線維が伸びると言われています。この脳細胞と神経繊維の組み合わせのネットワークは、知識や知恵を形成します。

その組合せは、1000億個の何乗にもなるわけですから、天文学的な数字であり、ほとんど無限です。ですから、歳を取ってからでも、どんどん伸びるから、心配ない。したがってこのことをおぼえて健康管理をしっかりしておけば、老人ぼけとか寝たきりとか心配ない。むしろますます、脳細胞ネットワークは活発になってくるわけです。実際に、東京都の老人総合研究所の調査でも、74歳と83歳と比べたら、身体的知能指数は、少し落ちてきますが、精神的な知能指数、これはますます、知恵が上がりますから、歳をとると上がるという結果が出ています。

★【精神的知能指数SQで、人生の四大苦悩も解決できる】SQの広い視野で意味と価値を見ていけば、お釈迦さんが言った人生の四大苦悩(生老病死)も全部解決していきます。

生きる苦しみは、生きがいで喜びに変える。老の苦しみは、理想を失うとき人は老いる、理想を持っておれば人は老いないという、サミエル・ウルマンの言葉。病は、更なる進化のための材料。死は次の進化への飛翔、といった意味と価値があることが分かってきます。

★【すばらしい宇宙のふところにある我々人間 図3】
SQを高めて、視野をもっと広く考えた場合に、私は図のようなイメージを持ちます。宇宙全体から見て、地球の人間の英知レベルは、こんなに低い。だから戦争、内乱、環境汚染など様々な問題が起こっています。ただ、素晴らしいことには、宇宙全体は進化と愛、創造に向けてどんどん向上しています。我々は、どんどん向上している宇宙の大きなふところの中に抱かれておりますので、まったく安心です。死んでも、この中にいるのですから、安心です。とにかくこの進化と創造の流れに遅れないように、この流れに乗って楽しんでいきましょう。

★【PPP〜K!(ピンピンピ〜ンこれから!)の人生を歩んでいこう! 図4】いままでの話を総合しますと、通常の考えでは、年を取るにつれて、身体も機能も衰えていくわけですが、東京都老人総合研究所の調査では、ほとんどの人は、終末低下型といって、死ぬ数週間前から数ヶ月前まで元気にしていて、入院後数週間から数ヶ月で、寿命がきたら、おさらばという形をとるひとが多い。PPK(ピンピンコロリ型)ですね。

しかし、これにSQの概念を入れますと、SQは、歳を取れば取るほど上がっていきますから、歳を取るにつれて、ますます上がっています。しかもSQは永遠不滅で進化を続けますから、肉体的な死を乗越え、次の再生に向かいますから、死んでも、更に向上、進化するというわけです。これが、まさにPPP〜K!(ピンピンピ〜ンこれから!)。こんな素晴らしいことありますか?そこで、PPP〜K!(ピンピンピ〜ンこれから!)と唱えた人は、確実に若返っていくそうですから、みんなで、この標語を口に出してみましょう。私がいいますから続いて唱えてください。その通りになりますから、いいですか。PPP〜K!(ピンピンピ〜ンこれから!)・・・はい!ありがとうございました。

斉藤英治(日本綜合医学会常任理事)の著書 

「超聴き、超読みで頭の回転がみるみる良くなる!」(日本実業出版社)、「メンタルパワー強化術」(日本文芸社)ほか、健康医学、脳力開発分野で26冊がある。連絡先 株式会社 (代表 斉藤英治)http://www.saitohope.com

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